2005年4/24〜5/3

 
  4/27
 


今日はカイ島一日ツアーに行くので7時には朝食へ。もちろん一番乗り。メニューは相変わらずでパンとオムレツの朝食です。

準備をしてロビーで迎えの車を待つこと5分、満員のミニバスが到着です。もう乗るとこ無いじゃんと思ったら、二人で助手席に乗せられてホテルを出発。で、このバスが半端じゃない運転をします。命がけのドライブの末、8時45分頃港近くのツアー会社に到着。

ここで簡単に日程の説明を受けて料金を支払います。一人1200B。カイ島の他にピピ島に行く人たちもいるようで、行き先別に色の違うステッカーを胸に貼ります。このときライフジャケットとスノーケリングセットを渡されるんですが、それと別にビーチで使うゴザなんかのレンタルもありました。でもカイ島ツアーにはビーチチェアが含まれているので必要ありません。きっとピピ島チームの人向けだと思います。

島への船に乗るためにここからさらにバスで3分ほど離れた港へ移動。ようやくスピードボートに乗ってカイ島に向かいます。

20分ほどでカイ島に到着。ここでピピ島行きの人たちと別れてカイ島チームは船を降ります。ここで船を降りたのは自分たちを入れて9人だけ。カイ島担 当のケウィン(本人はケビンと言いたいようですがケウィンと聞こえます)がビーチチェアを指示してくれます。今のところ我々の他はタイ人の子供達のグルー プのみで島ごと貸し切り状態です。

 


 


ビーチにはずらりとパラソルが並んでいますがその他には数件のお店があるだけです。本当に小さな島で、あとは砂浜と海だけ。用意してくれたビーチチェアはビーチの端の岩場のあたりで、目の前の入り江ですでにここでものすごい数の魚達を見ることができます。

 

この辺は魚がうじゃうじゃ

30センチの深さでコレです。

たまには違う魚もいます。

 


 
 

あはははははっ
僕のことを捕まえてごらん...

 

あまりの魚の数にちょっとビビってしまったので、まずはビーチの真ん中、遠浅で魚がいないところを選んで海に入ってみました。水の透明度も抜群、砂もホワイトサンドで楽園度満点です。しかもみんなは岩場でスノーケリングをしているのでビーチには他に誰もいません。

とりあえず定番(?)の水着アイドルプロモーションビデオごっこをしながら波打ち際を走り回って水と戯れます。大丈夫、他に人はいませんから恥ずかしがることはありません。こっちには魚がほとんどいなくてたまに白い小さい魚が通り過ぎるくらいだったんですが、ふと見るとなんかやけに大きな魚が泳いでいるのが見えました。

 
 


こうやって毎年海に来るくせに実はあまり魚が好きではないので、おっかなくなってビーチに上がろうとした時...見ました。見てしまいました。特徴的な尾びれの形、魚にしては平たい体、立派な背びれ。
...サメじゃん。サメーっ!!! 
サメの友達はいないので詳しいことはわかりませんが、体長50センチぐらいのサメ(らしきもの)がものすごい勢いで泳いで行くではないですか。海の深さは腰ぐらいのところだったので、海の中とは思えぬ全力疾走でビーチまで走りました。まじビビりました。
サメとは友達になりたくないのでいったんビーチチェアに戻って、意を決して目の前の岩場でスノーケリングに挑戦。その後、お昼まではビーチチェアで読書。

12時ちょうどにケウィンが「ランチだよー」と呼びにきます。ビーチにはツアー会社の小屋(テント)があって水と簡単なスナックが用意してあります。お昼になるとそこに料理が並べられて、ビュッフェ形式で適当に食べることになります。

 
 

 

メニューはフライドチキン、トムヤンクン、野菜炒め、チキンのイエローカレー、スパゲティと白ご飯といった感じ。飲み物はコーラか7UP。全くたいしたことない食事ですが、昨日のメキシカンに比べれば100倍おいしいです。

 
 


 
 

 

午後、もう海は満喫したのでビーチチェアでボーッとしていると、潮が満ちてきてビーチチェアの足下まで波が来るようになりました。ぐるっとビーチを歩いてみたら、いくつかのビーチパラソルはすでに水の中。だいぶ島が小さくなってしまいました。午後になって潮の流れのせいか水も濁ってきたように見えます。

 
 


1時半頃から半日ツアーの団体が続々と上陸してきます。午前中は貸し切り状態で静かだった島があっという間に湘南海岸です。というわけで午後はもっぱらビーチチェアで、おかしな行動の観光客を眺めながら過ごしました。

しばらくするとケウィンが「カイ島チームは2時45分の船で帰るけど、4時半のピピ島チーム一緒に帰ることもできるよ。どっちにする?」と聞くので迷わず2時45分と答えました。午前中の美しいカイ島を忘れないうちに帰った方がいいと思ったので。

2時45分、スピードボートでプーケットに戻りました。すごく時間に正確です。行きと同じようにまずは港に着いて、バスでツアー会社に移動してライフジャケットとスノーケリングセットを返します。観光地でありがちな勝手に写真を撮って勝手にプリントして勝手にフレームに入れた写真を売っていましたが誰も買っている人はいませんでした。

ここからミニバスに乗ってホテルに帰ります。帰りはまずパトンのホテルからということで、この旅で初めてパトンの街を見ることになりました。ビーチ沿いはあまり走らなかったので状況はわかりませんが、ビーチから一本入った通りはいつもと変わりないパトンの街の景色でした。みんなをパトンのホテルでおろしてカナシィアについたのは4時過ぎ。

部屋に戻ってシャワーを浴びて夕日を見て..314を満喫してからディナーへ行くことに。今日は昨日の教訓を生かして、一昨日行っておいしいとわかっているLobster & Prawnに再度行くことにしました。お店では今日も元気のいいお兄さん達がきびきびと働いています。

 
 

 

いつもの通りまずはビアチャンを注文。前回来たとき隣のお客さんが食べていた魚を焼いたのがおいしそうだったので、店先にある氷の上にエビや魚が並んだショーケースから名も知らぬ大きな魚をガーリックペッパー味で注文(300B)。選んだ魚はその場で横にある炭焼きグリルにのせられます。
ちなみにあとで魚の名前を聞いてみたところRed Sneper Fish(Pra Kapong deng)という魚だそうです。もう一品は貝が食べたかったのでBaked mussel(80B)を注文。

 
 


 
 

 

このBaked Musselが激ウマ。バターとバジル味のムール貝がガーリックトーストと一緒に出てききます。トーストにムール貝をのせて食べるともう絶品。これとビールだけでも十分幸せです。
魚もとってもおいしいですが、味付けが前回食べたエビのガーリックペッパーと全く同じなので、一緒にはたのまないように。

 
 


食後はいつものミニマートでいつものビアチャンとリポDを買って、いつもの地獄坂を登ってホテルに帰ります。

 
 

2005年4/24〜5/3