2010年5月

   
  六日目
 


朝6時起床。今日もなかなかの天気。
今日はチェックアウトなのでヨットクラブ最後の朝食。
オーダーはメニューから、パッタイとワンタンヌードル。

 
 




 
 

ワンタンヌードルは、たまご麺。やっとバーミーが食べられた!

部屋に戻ってノンビリ荷造り。今日はもう海には出ずに早めに移動の予定です。
ホテルのレセプションでパトンまでのタクシーの値段を聞いてみたところ990Bとのこと。試しに外に出て街角のタクシー乗り場で聞いてみると500B。11時にホテルに迎えに来てねと頼んで一旦部屋に戻ります。

 
 



荷造りが終わって、11時まではまだ少し時間があるのでバルコニーで写真を撮ったり、本を読んだり。

左のはタイのリポD。量が多めで飲みごたえ有り。

 

 
 

さて、そろそろ11時。ベルデスクに電話してスーツケースのピックアップを依頼。
部屋を出てチェックアウトなんですが、渡された明細を見てみると一昨日のザ プロムナードのお会計が20%引きになっていない。その場で修正してもらってから支払いを済ませると、ほどなくお迎えのタクシーが到着。

スーツケースを車に積み込むんですがトランクには一つしか入らないので、もう一つは助手席に座らせてシートベルトで固定して、いざパトンへ。さよならナイハーンビーチ!

車はカタビーチ、カロンビーチのビーチ沿いを北上。懐かしい景色が続きます。カロンはあんまり変わらない気がしますが、カタはずいぶん栄えてきたような。海沿いに峠を越えるとパトンの街が見えてきますが、峠の途中にも次々と新しい建物が建設中で、まだまだパトンの街はふくらんで行くようです。

 
 



ナイハンビーチのヨットクラブを出て40分ほどで今日のホテル、ミレニアムリゾートに到着です。
ミレニアムリゾートはジャンクセイロンに隣接してできた新しいホテル。
近代的で立派なホテルですがタイっぽい風情はとくにありません。

 

 
 

今日の部屋はレイクサイドウィングのスーペリア。ちなみにレイクサイドウィングの他にビーチサイドウィングというのが有りますが、ビーチから近い訳ではないので注意。そう言えばさっきのタクシーは、ホテル名しか告げてないのに迷いも無くレイクサイドウィングの前に停まったけどなんで?

チェックイン。鍵をもらって部屋へ。

 
 



部屋はいたって普通ですが新しいだけあってきれいです。アメニティや設備も充実。

残念ながらこの部屋の窓の外は隣の駐車場ビュー。

 

 
 



一息ついたらホテル探検。左はレイクサイドウィングのプール。建物に囲まれたプールは少し開放感に欠けるかな。それと建物が意外と殺風景でリゾートっぽさも足りない気がします。
ちなみにプールがあるのは4階。プールサイドにはフィットネスセンターやスパも有ります。

 

 

 
 

さて、ぼちぼちランチ。
ホテルを出てジャンクセイロンへ。ホテルとジャンクセイロンは中で繋がっているので便利です。
出てきたところはジャンクセイロンのフェイシャルエステ、TAKASHIの横。外に出てSINO PHUKETあたりをレストランを物色しつつぶらぶら。

ナイハーンビーチとは打って変わって、レストランが多すぎて選ぶのに困ります。いろいろ迷って、今日はドイツ料理の店に入ってみます。

 
 




 
 

ランチには遅い時間ゆえか、他にお客さんは一組のみ。ちょっと心配。
店員さんはみんな色違いのかわいいユニフォーム姿。似合ってるとは言い難いけど、ちょっと楽しげ。
まずはドイツビールの黒ビールとピルスナーを注文。

 
 




 
 

料理のメニューはフランクフルトソーセージとかミートローフとか。そりゃドイツ料理と言えばねぇって感じ。
Veal SausageとCurry Sausageを注文。

 
 




 
 

ソーセージは普通においしい。マッシュポテトがいい味してます。
ドイツビールもおいしいですが、お店で買うビアチャンの10倍の値段。
ビールをお代わりしてお勘定はしめて1000Bぐらい。夜は199Bで食べ放題とのことなので食いしん坊は夜にどうぞ。

食後はカルフールでちょっと買い物をした後、部屋へ戻って着替えてプールに。

プールサイドのビーチチェアで読書をしたり、水につかったり2時間ほど遊んだら、隣のビーチチェアにヘビースモーカーがやってきたので部屋に退散。シャワーを浴びて部屋でまったり。

そろそろ日が暮れ始めた頃、ホテルを出て市場へ。
昼間は何も無かったところに露天がたくさん並んでいます。

 
 




 
 

中に入るとお惣菜から靴、下着まで色んな露天が出ています。お土産物も有れば日用品も有るし、奥の方では射的なんかもやってます。入ってすぐのところにはBarもありました。

 



 




 
 



そして左は山盛りのドリアン。

 

 
 

OTOPをブラブラした後はバングラ通りに出てビーチ沿いの道を南下します。

 
 



相変わらずバングラ通りは賑わっています。ナイハーンビーチは本当に静かだったので、まるで別世界のよう。

 

 
 

これだけ色んなお店が有るパトンですが、パトンは一泊だけなので今日何を食べに行くかは大きな問題です。今日はこの旅最後の夜。もう負けるわけにはいきません。ということで一昨年に行ったイタリアンのマッケローニを目指してビーチ沿いの道を進みます。
さて、いつもの角を左に曲がってSABAI SABAIとかROMAを通り過ぎ、路地の一番奥のマッケローニを目指すのですが...。
ショック!閉まってる、というかつぶれてる? ピンチです。
この路地にはマッケローニの他にローマナポリ、マルコポーロなどイタリアンのレストランがたくさんあるので、気を取り直して今日は久々にローマに。

 
 



たぶん、この路地ではここが一番人気と思います。満席の時も多いですが運良く席に着けました。

 

 
 



飲み物にスプマンテの赤、
料理は、アンティパストミスト、シーフードのパスタ、ポルチーニのリゾットを注文。

アンティパストミストはサラミや生ハムとモッツァレラチーズの盛り合わせ。ワインにぴったり。リゾット、写真写りが悪いですが味はなかなか。もうちょっと米がアルデンテでもいいかも。パスタもおいしいですが、これはマッケローニの方が...という感じ。

 

 
 




 
 

ハウスワイン白のデカンタを追加して、お勘定はしめて約2500B。今日も半分以上は酒代ですが。

ジャンクセイロンに戻ってeteでココナッツアイスを買い食いしてホテルに戻ります。
それにしてもパトンは賑やかで人が多い。ちょっと疲れました。プーケット最後の夜ではありますが早めに終了。
あーっ、明日は帰るんだぁ...

 
  最終日
 


ミレニアムリゾートの朝食は、1階のThe BISTROで。料理の種類も多くてなかなか充実。
奥には汁そばブースもあって、その場で好みの汁そばを作ってくれます。

 
 




 
 

当初の予定では、午前中にジャンクセイロンで買い物をしてお昼にチェックアウト、そんでもってチェックアウトしてスーツケースを預けてランチへ。ランチの後はちょっとブラブラしてホテルに戻って3時半頃に空港に向けて出発、という段取りだったのですが、ジャンクセイロンの開店が11時なのでちょっと時間が中途半端になってしまいました。
結局11時にチェックアウトして荷物を預けて買い物へ。地下のお土産物屋とカルフールのお菓子売り場で何かと購入してランチへ。

 
 



ランチは前回の最終日と同様にジャンクセイロン内のJefferへ。サラダバーが目的なのでサラダバーだけにすればいいものを、ついついメインを頼んでしまう。ローカルビーフのステーキとウィンナーとシンハービールのランチです。ローカル(タイ産)ビーフのステーキは確かな歯ごたえですがこれはこれで。シンハー3本とお料理で600B弱のお勘定でした。

 

 
 

食後もジャンクセイロンの中をブ〜ラブラ。3時前、ちょっと早いですがホテルに戻ってスーツケースを受け取ったら、その場で買い物したものをスーツケースに詰めこんでタクシーで空港に向かいます。ホテルで頼んだタクシーは空港まで800B。

空港到着後は早々にチェックイン。プーケット空港は1年来ない間にお店が増えて立派になりましたね。

6時25分の飛行機でバンコクへ。スワンナプームで10時10分発に乗り継いで、寝ている間に朝には成田に到着です。

 
   
 


ナイハーンビーチはとっても良かったです。ヨットクラブも。天気も程よく波も穏やかで。カタやカロンもいいですが、ナイハンにはまた違う趣があって、そうそう、プーケットに最初に来た時ってこんな感じだったかも、という気持ちにさせてくれます。こじんまりとしたビーチはとっても居心地が良くて、毎日何をするでもなくダラダラ過ごすには最適です。いつもプーケットに行く時には文庫本をたんまり持って行って結構なスピードで読破していくのですが、今回は読書すらあまり進まないほどにビーチでとろける毎日でした。
ヨットクラブは、特別なサービスがある訳でもなくホテルスタッフの印象も特にないですが、そんなほったらかし感がよかったです。そういえばオフシーズンなので宿泊客自体少なかったですがホテルスタッフもすごく少なかった印象です。ビーチもホテルも何もかもがのんびりで、1年ぶりのプーケットを満喫することができました。
打って変わってパトンはナイハーンビーチの対局と申しましょうか、相変わらずの大賑わい。もちろんそんな刺激的なパトンの良さも有るのですが、自分にはもうパトンには居場所が無いような気もします。きっとパトンが変わったのではなく自分が変わったのかもしれません。静かなナイハーンで前半過ごして最後の1泊のみをパトンにする計画は、当初の思惑通りではありましたが、ナイハーンでゆ〜っくり流れる時間を過ごしたあと、今度はパトンの慌ただしい時間の中で過ごして、結局足し引きゼロになった気分。できればゆ〜っくりなまま日本に帰りたかった気もします。


 
 

2010年5月