2011 イタリア旅行記

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2011年9月

プーケットでなくてごめんなさい。イタリアに行ってきました。
2年前に行った南イタリアが忘れられず、再び。

出発

今回は車ではなく、YCATからリムジンバスで成田へ。行きは成田発ローマ行き、帰りは関空経由で羽田着なので、成田に車を預けられないんです。そんなわけで8時20分のバスで横浜を出発。
連休で湾岸線がディズニーランド渋滞していて、今日のリムジンバスはアクアライン経由。
出発から1時間40分で成田に到着。アリタリア航空のカウンターは第一ターミナル北ウィングです。
チェックインを済ませてまずは両替。空港内の銀行って、今までレートはみんな同じだと思っていたのですが、違うんですね、微妙に。銀行ではなく両替専門のところのレートが一番良かったので、そこで両替。

アリタリア、ローマ行きのフライトは定刻通り。しかし機内は激寒！
空調の吹き出し口からは白い冷気がホワホワと出ていて、冷蔵車で運ばれる野菜の気分。

	そしてまずはイタリアンビール。この後、3時頃にランチ、8時半頃に夜食、12時半頃に軽食（いずれも日本時間）。夜食はサンドイッチかおにぎりを選べます。途中、具合の悪くなった乗客がいて、一時は「お客様の中にお医者様は．．．」的な感じでビビったけど、すぐに回復して一安心。

現地時間の夜7時頃、ローマ、フィウミチーノ空港に到着。今のところ順調。
到着はターミナル3、ここからバーリ行きが出発するターミナル1のB21ゲートまでは結構距離があるけれど、ちゃんと表示が出ているので間違えることは無いです。

そろそろ搭乗開始時間。なんとなくゲートの前に人が集まりだしたと思ったら、なにやらイタリア語のアナウンスがあって、集まりだした人達がまた散って行く。うん？何？
続いて英語のアナウンス。何を言っているのかさっぱり聞き取れなかったけど、「15分」というのだけ聞こえたので、きっと15分遅れるのでしょう。
しばらくすると、ゲート付近にまた、わらわらと人が集まりだして、特にアナウンスはないけれど何となく搭乗開始。

飛んでしまえばあっという間でバーリに到着。9時20分に到着して9時35分には空港を出てお迎えのドライバーと合流。前回はバーリで荷物が出てこなくてLOST BAGGAGEの手続きに時間を取られ、空港を出たのが11時半だったことを思うと今回の旅は絶好調！

車を飛ばして1時間、到着したのはこの旅最初の宿泊地、2年ぶりのマテーラです。

到着～マテーラの夜

車はマテーラの新市街に入って、その後旧市街へ。石畳の細い道を奥まで進んで右手に見える見覚えのある建物が今日のホテル、ロカンダ・ディ・サン・マルティーノ[Locanda Di San Martino]。
今回の旅の最初の場所をマテーラと決めたのは、2年前に訪れたときにホテルの部屋から眺めたサッシの景色が忘れられなくて。
なので、今回は部屋も前回と同じ部屋を予約してあります。
鍵を受け取ってエレベーターで2階へ。そこからもう一階分ぐらい階段と坂を登らなければならないのでスーツケースはちょっとつらいですが、目の前に広がるライトアップされたサッシの世界は素晴らしい。
部屋は、2年前と変わらず、狭いながらもいかにも洞窟住居な風情。

	部屋に入って一休み、と言いたいところですが、時間は既に11時前、夕飯へ出かけなきゃ。ホテルの人に、近くでこの時間まだ営業していそうなレストランを教えてもらって、夜の旧市街を歩きます。ホテルを右に出てしばらくすると右手に、さっき教えてもらったリストランテ「Nadi」を発見。テラス席に客がいるのでまだ開いているのかなと思いましたが、奥をのぞくと厨房はすでに後片付け中で今日はもう終わりとのこと。

部屋に入って一休み、と言いたいところですが、時間は既に11時前、夕飯へ出かけなきゃ。
ホテルの人に、近くでこの時間まだ営業していそうなレストランを教えてもらって、夜の旧市街を歩きます。
ホテルを右に出てしばらくすると右手に、さっき教えてもらったリストランテ「Nadi」を発見。テラス席に客がいるのでまだ開いているのかなと思いましたが、奥をのぞくと厨房はすでに後片付け中で今日はもう終わりとのこと。

	来た道を引き返してホテルを通り過ぎ反対側へ。ところがこちらも、もうお店が閉まっていて、夕食難民状態です。困ったなぁと、ぶらぶらしていると、ドドーンと花火の音が。音のする方を見てみるとサッシの隙間から花火が見えます。思いがけなく花火を見るとちょっと得した気分になるのは私だけでしょうか。そして、今日はなにかのお祭り？

来た道を引き返してホテルを通り過ぎ反対側へ。ところがこちらも、もうお店が閉まっていて、夕食難民状態です。
困ったなぁと、ぶらぶらしていると、ドドーンと花火の音が。音のする方を見てみるとサッシの隙間から花火が見えます。
思いがけなく花火を見るとちょっと得した気分になるのは私だけでしょうか。
そして、今日はなにかのお祭り？

いったんホテルに戻って、ホテルの上側の出口から新市街へ。
それにしてもなんだかやけに人が多い。
もう11時半だというのに、若者からお年寄りまで予想以上に賑わってます。
ヴィットリオ・ヴェネト広場の噴水はきれいにライトアップされているし、テントの出店は並んでいるし、なんかわからないけど盛り上がっている感じ。

	広場から人の流れを見ていると、コルソ通り方面から人が流れてくるようなので、きっとあっちに何か有るに違いないと、人の流れに逆らいつつサン・フランチェスコ広場方面へ。

	途中、街頭の特設ステージでブラスバンド演奏もあったりするぐらいなので、絶対なんかのお祭りに違いない。サン・フランチェスコ広場を過ぎてさらに先に進んでプルガトリオ教会の前を通ってパスコリ広場へ。道沿いのバールは若者たちで大混雑。すごい人だかりで、やんややんやの大騒ぎ。まだお店も開いているじゃんとも思ったけれど、さすがに初日の夜からこの盛り上がりに参加できるほど旅慣れてもいないので、遠目に見学のみ。

途中、街頭の特設ステージでブラスバンド演奏もあったりするぐらいなので、絶対なんかのお祭りに違いない。
サン・フランチェスコ広場を過ぎてさらに先に進んでプルガトリオ教会の前を通ってパスコリ広場へ。道沿いのバールは若者たちで大混雑。すごい人だかりで、やんややんやの大騒ぎ。
まだお店も開いているじゃんとも思ったけれど、さすがに初日の夜からこの盛り上がりに参加できるほど旅慣れてもいないので、遠目に見学のみ。

	で、結局何の集りか、何の祭か、よくわからなかったけれど、思いがけなく夜のマテーラを満喫。でも腹ぺこのまま。12時を過ぎて、もうガッツリは食べれないよね、という結論に達したので、ヴィットリオ・ヴェネト広場まで戻って、その先にあるお持ち帰りのピッツェリアでカルツォーネっぽいもの（指さしで注文したので本当の名前がわからない）を購入。二つで6ユーロ。ビールも一緒に買いたかったけど、11時以降は、カップ（グラス）のビールなら売れるけど瓶ビールは売れないとのことで断念。

で、結局何の集りか、何の祭か、よくわからなかったけれど、思いがけなく夜のマテーラを満喫。でも腹ぺこのまま。12時を過ぎて、もうガッツリは食べれないよね、という結論に達したので、ヴィットリオ・ヴェネト広場まで戻って、その先にあるお持ち帰りのピッツェリアでカルツォーネっぽいもの（指さしで注文したので本当の名前がわからない）を購入。二つで6ユーロ。ビールも一緒に買いたかったけど、11時以降は、カップ（グラス）のビールなら売れるけど瓶ビールは売れないとのことで断念。

	広場から人の流れを見ていると、コルソ通り方面から人が流れてくるようなので、きっとあっちに何か有るに違いないと、人の流れに逆らいつつサン・フランチェスコ広場方面へ。

	部屋に戻ってシャワーを浴びて、やっと夕飯の時間。左は半円状の包み焼きピザで、中にハムとチーズとトマトソース。たぶんカルツォーネというもの。右は薄い生地にパルメザンとルッコラとトマトソース。名前は不明。部屋の冷蔵庫からミニバーのビールを一本開けて、無事に到着できたことと無事に荷物が届いたことに乾杯。

部屋に戻ってシャワーを浴びて、やっと夕飯の時間。
左は半円状の包み焼きピザで、中にハムとチーズとトマトソース。たぶんカルツォーネというもの。右は薄い生地にパルメザンとルッコラとトマトソース。名前は不明。
部屋の冷蔵庫からミニバーのビールを一本開けて、無事に到着できたことと無事に荷物が届いたことに乾杯。

	そして左は、こんなこともあろうかとローマの空港で買っておいたハーフボトルのワイン。さすがに旅の疲れもあって、ぼちぼち眠い。ベッドに足を投げ出して寝転んで「どぅわー！」叫んで、あとは爆睡。

2年ぶりのイタリア。そして2年ぶりのマテーラは相変わらず幻想的で、あっという間に現実の世界から自分を引き離してくれます。明日は丸一日マテーラ観光。前回は午後半日しか時間が取れなかったので今回はリベンジ。サッシの街を満喫の予定。

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