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2014年10月
二日目
5時前に目が覚める。外はまだ夜。空には薄い雲がかかっていて星は見えない。
6時頃になって海の向こうがゆっくりと明るくなってきました。
新しい一日が生まれようとしている、この静かな朝の時間が好きです。
ヴィジット
ベランダ側から外に出て、芝生の庭をビーチの方に歩いてみます。すっかり潮が引いて、遠くの方まで干潟になったビーチに朝陽が反射して金色に輝く様は美しい。
夜露で湿った芝生は意外と深くてサンダルだと少し歩きにくいです。
Vijittのヴィラの玄関 vijitto だんだん明るくなってくる空を部屋からぼーっと眺めて、すっかり朝になった空は薄曇り。
7時、ぼちぼち朝ご飯にでも行きますか。
朝食のレストランはメインダイニングのThe Savoury。ビーチフロントのヴィラからは、プールを挟んですぐそこです。
左の写真はヴィラの玄関。部屋の扉の鍵を開け閉めするのも、玄関の門を開けるのもちょっとしたコツがいります。鍵は奥ま で差し込まずちょっと引き気味に回す。門は片側を押してからもう一方を引く(出る場合)。
ヴィジット 朝レストランの席 時間が早いせいか先客は2〜3組。せっかくなので一番ビーチよりのビーチバーのところに席を 取って、雲に隠れた太陽を正面に見ながらの朝食です。
ビュッフェの料理の種類は普通かな。メニューは一般的なもので、フライドライス、焼きそばと言ったタイ料理系とソーセージやハムと言った欧米 系にシューマ イなどの中華系。パンの種類はまあまあ。おかゆもあります。サラダやフルーツは冷房の効いた別部屋で、これなら虫にたかられることも無いので安心。さすが に朝からはきついですがサラダコーナーにはキムチあり。サンドイッチもあります。キッチンカウンターでは卵やパンケーキ、ワッフルなんかも焼いて くれるほ か、汁そばコーナーもあり。
汁そばは、カウンターでスタッフに声を掛けると、作り置きのどんぶりにスープを注いで出してくれます。もちろんナンプラー、唐辛子など調味料基本 セットも完備。
バーミーナーム ヴィジット 麺の調味料 ヴィジット
ヴィジットのビーチサイド席 海を眺めながらの汁そばはサイコー!
ただしこの後、雲の切れ間から日が射して、直射日光を浴びるはめに。プーケットにしては涼しい朝なのですが、 さすがに直射日光は暑い。横にあった扇風機を勝手にオンにしますが太陽には勝てません。席を移ろうとすると雲に太陽が隠れて、これならOKと一安心してい るとまた日が射して...を繰り返して、結局席移動はせず、汗ばみながらの朝食となりました。
食後はさっそくプールへ。部屋の案内には「プールタオルは部屋に用意してある」と書いてありますが、見当たらないのでそのままプールへ。プー ルサイド(レストラン側)にタオルがあるので勝手に借ります。
ヴィジット
プールに出る頃にはすっかり青空。プールサイドのビーチベッドは、マットではなく竹の編み編み。ちょっと固い。うつ伏せで本を読むと肘が痛 い。それとビーチベッドがでかいので、下に敷くならタオル1枚では足りないですよ。
眩しい太陽の下、インフィニティプール越しに青い海が!と言いたいところですが、残念ながら海は相変わらず引いたまま。どこまでも歩いて行けそう です。
ヴィジット
ビーチ際にもパラソルがあって見た目にはいい雰囲気ですが、潮が満ちるまでは景色は今イチ。これならプール越しの方がリゾート感があっていい かも。ちなみにこちらは編み編みではなく肘にも優しいマット方式。
ヴィジット
曇ったり晴れたりを繰り返す天気ですが、気温も程よくてとっても過ごしやすいです。風も気持ちいい。
ビーチに出て少し歩いてみました。南側はすぐ に行き止まりっぽいので北へ。同じような景色が続いていますが、先に見えるのはビーチと言うより漁村的な風景。ロングテールボートがいっぱい停泊している のが見えます。とりあえず歩けるところまで歩いてみようと進んでいたら、途中で黒い犬がこっちを見てグルルーと唸っています。周りにも4匹ほどの 犬達が こっちの様子をうかがっていて、しっぽの具合も見るとどうも歓迎していると言うより警戒している感じ。どうやらこの先は俺たちの縄張りだと主張しているよ うなので、ここは素直に引き返しましょう。
プールに戻ってあとはひたすらマッタリです。
下の写真で右奥に映っているのがレストラン。10時前になってもレストランは賑わっています。と言うかこの時間が一番混んでるかも。早めの時間は アジア人が多いけれど、この時間は欧米人が多い。
欧米の人の朝は遅い。
ヴィジット
天気は晴れたり曇ったり。正面にはロン島やコーラルアイランドが見えます。
ヴィジット
10時を過ぎて、ようやく潮が満ちて来てビーチらしい風景に。ただ水質は今イチ。
ヴィジット
ヴィジット ヴィラの前 そろそろお昼なので一旦撤収。
左の写真は庭側からヴィラを見た図。
Vijitt ヴィジット ヴィラの眺め 部屋のベランダから庭越しに海を見た図。
Vijitt ヴィラからの眺め ヴィラの海側はガラス張り。
ヴィジット バギー vijitto 今日のランチは外に出掛けてみることに。
内線1番に電話してカートを頼むと、数分で部屋の前まで来てくれます。ちなみに部屋にあるホテルの案内にはカートではなくバギーと書いてあったの で、これからはバギーと呼ぶことにします。
まずはバギーでロビーまで昇って、そこからは徒歩で外へ。
ヴィジット ランチ レストラン ホテルの真向かいに1軒のレストランがあります。お客が誰もいないのが気になりますが、今日は ここにしてみましょう。
ヴィジット
店の名前はサバイサバイ。パトンにも同じ名前のレストランがありますが、おそらく無関係です。
店の看板には「SABAI SABAI」、メニューには「SABUY SABUY」と書いてあって、どちらが正しいのかわかりませんが、我が家ではパトンの店と区別するため「サブイサブイ」と呼ぶことにしました。
sabai sabai サバイサバイ sabuy sabuy サバイサバイ
sabui sabui サバイサバイ ヴィジット トムヤムクン 注文は、ド定番のトムヤムクン、世界一美味しいと評判のマッサマンカレー、シーフードチャーハ ン(カニチャーハン希望でしたがカニ品切れ中とのことで)の3品と白ご飯。それともちろんビアチャン。
トムヤムクンは日本のラーメンどんぶりサイズの器に満タン状態。ココナッツミルクの入ったまろやか系でめちゃめちゃ美味しい。食べてはいけない 葉っぱとか茎とかがいっぱい入っていますが、これがいっぱい入っているほうが美味しいのだと思います。
sabai sabai Vijitt カオパット サバイサバイ sabai sabai Vijitt マッサマン サバイサバイ
マッサマンカレーはピーナッツ味が濃くて、食べ始めは甘口だけれど、だんだんじわじわ辛くなってきます。なかなか美味しいですがカンタリーベ イの近くのインド料理屋のマッサマンカレーには勝てません。
カオパット(チャーハン)は激ウマです。一口食べるとニヤっとします(一人でもします)。
ビアチャンを3本飲んで、〆て500B。
サブイサブイ、なかなか良いです。通ってしまいそう。
食後は他にも近くにお店が無いか探検に出かけます。Googleストリートビューによる事前調査では、少し南に進めば何件かレストランやバーが あってミニマートもありそうだったので、まずはそちらを目指しましょう。
途中にはクリーニング屋さんが数件。店先で大量の洗濯物を干しているので、店の前を通るときに柔軟剤の香りがします。その他に木彫りの店。置いて あるのは小さいものではなく、でっかい象とか仏様なのでお土産にはできません。
そして、4〜5分歩いた右側の広場に、マーケットを発見。
ヴィジット
開いている店もありますが、準備中の店も多数。
ウィークリーマーケット ラワイ ラワイ市場 マーケット
服とかフルーツの店はもう営業していますが、食べ物系はまだのようです。
きっと準備中のナイトマーケットなのでしょう。夜が楽しみです。
マーケットの先にはレストランやバーが3軒ほどあって、今は開いていないですが、夜になるとオープンするのかもしれません。
道の先を見るとファミリーマートの看板が見えます。これはラッキーと思ったら、マーケットの向かい側にもっとラッキーなものを見つけました。
ラワイ スーパーチープ ヴィジット スーパーチープってやつですね。
いわゆるスーパーマーケット。
ここまで歩いて、結構汗だくなんですがスーパーチープの中は冷房が効いていて助かります。ただ、いろんなものが混じり合ったタイらしいファンキー な激しい香りのせいで長居はできません。
手前の食品売り場は冷房が効いていますが、奥の雑貨系のところは冷房が無くて外より暑いので注意。
まずはビアチャン1本29Bを確認して大人買い。それとM-150(リポビタンDのタイ版みたいなの)、スナック菓子、それと部屋飲み用のジ ンとトニックウォーターとマナーオ、あとカップ麺を購入。
スーパーチープ、助かります。徒歩圏にこういう店があるのは有り難い。
これで滞在中の酒類の心配が無くなりました。
こんなこともあろうかと思って背負って来たリュックを満タンにしてホテルに帰ります。
プールに戻って午後のマッタリタイム。がっつり昼寝をしてしまい、今日は本が進みません。
5時頃まで怠惰に過ごして、そろそろ撤収。6時からビーチバーでハッピーアワーと書いてあったので、シャワーを浴びて一杯やるか、と言う算段で す。
ヴィジット 強風 vijitto ところが!
部屋に戻ってシャワーを浴びていると、だんだん風が強くなって来て、なんだか嵐の予感。
しばらくすると雨が降り出して、雷も鳴りだす始末。台風並みの雨風なので、ハッピーアワーは断念して部屋で待機です。
ヴィジット 氷 vijitto 氷を頼んで部屋飲みしようかと思ったのですが、この雨風に氷を持って来てもらうのは忍びないの で、小振りになった頃合いを見極めてから内線1番で氷を注 文。部屋にヤシのかわいいアイスペールがあったので、これに入れてくれるのかと思ったら、ガッツリ山盛りの氷を置いて行ってくれました。
vijitt ジン ヴィジットヴィジット トニック tonic さて、ジントニックを作りましょう。ジンはスーパーチープで買ったギルビー(330B)。ボン ベイサファイヤも売ってましたが999Bだったのでギルビー にしました。部屋のグラスに氷を入れて、ジンとトニックウォーターを注いだら、最後にマナーオをぎゅっと絞って出来上がり。
Vijitt ジントニック ヴィジット 雨を眺めながら部屋飲み。スーパーチープで買ったピスタチオをつまみながらジントニック。テー ブルが無いのでデスクのところの椅子がテーブル代わりです。
一時小振りだった雨は、今はまた、しっかり降っています。ナイトマーケットがどうなってしまったかがちょっと心配。せっかく楽しみにしていました が今日はあきらめます。

ようやく雨が上がったのは、8時。そろそろでかけられるかなと、空を見上げていたら、木々の間を光る点が漂っているのが見えました。これは蛍 ではないでしょうか。
ネットで調べたところプーケットには蛍がいるらしい。
サバイサバイ ビール sabui sabui 9時過ぎ、ようやく夕飯へ。バギーを呼んでロビーまで行って、昼と同じサブイサブイへ。先客は 欧米人カップルが3組。ビリヤードをやってる人もいる。
ピスタチオのおかげでそんなに腹ぺこではないので軽めの注文。ヤムウンセン・ムーとエビのレモン味(正確な名前を忘れました)、それとビアチャ ン。
「スパイシー?」と聞かれたのでもちろん「スパイシー!」と返します。
サバイサバイ ヤムウンセン sabai sabai サバイサバイ エビ ヴィジット
ヤムウンセン・ムーは、たしかにしっかりスパイシー。そして美味い!やっぱヤムウンセンはムーがいい。あと、やっぱタイで食べるパクチーはお いしいです。
エビはレモン(いや、多分マナーオかも)がたっぷりかかっていて、さわやかな味。でも辛い。
今回もはずれ無し。
2次会用にバナナフリッターをテイクアウェイで注文。ビアチャン3本と合わせて締めて540B。
帰りがけに、声をかけられて「ロブスターとかエビとかでも前の日に言ってくれれば仕入れて作るよ」とのこと。なかなかいいオファーですが、そのと きに食べたいものを前の日に決めるのは難しいですよね。
vijitt 蛇口 ヴィジット 部屋に戻ってサクッとシャワー。
ところでここのバスタブの蛇口は変わった仕組みになっていて、蛇口が手前にあるときはカランから、90度回して横にするとシャワーからお湯が出ま す。説明書きはあるのですが、最初使い方がわからなくてバスタブの周りを水浸しにしてしまいました。
「右側にある蛇口をオン/シャワーの終了まで残っ」って言われてもねえ。
ちなみに、水浸しを恐れず蛇口をギュッと奥に倒せば大丈夫。ここでビビって蛇口を中途半端に倒すと蛇口の水が止まらなくて水浸しになります。
サバイサバイ バナナフリッター banana シャワーを浴びたら、2次会開始。バナナフリッターも相変わらずおいしい。油がいいのかも。
今日は天気も程々で、とても過ごしやすい一日でした。夕方雨は降ったものの、昼間はおおむね晴れ。晴れているときも風が涼しくて、なんかいつ ものプーケットではないみたい。
あしたもこんな天気でお願いします。
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