朝食を終えてプールサイドに出てみると昨日チェックインした団体さんが大写真大会を繰り広げていました。皆さんカメラ片手にペアルックで、外国映画に出てくる日本人まんまな感じです。きっと欧米人はこれを見て日本人と思うんだろうなぁ．．．

朝方は曇っていましたが9時を過ぎる頃には快晴です。
今日はメルリンビーチホテルをチェックアウトしてエバソンへ移動の日なので、部屋に戻って荷造りして、余った時間は部屋でごろごろ読書をしながら過ごしました。予定よりちょっと早めにチェックアウトして、ロビーでうろうろしていたら珍しく旅行会社のお迎えが早めに到着したのでエバソンに向かいました。
途中、買い物するか？象に乗るか？とか聞かれましたが、そのままエバソンに直行。
エバソンの敷地の入り口を入って玄関まで車で結構走ります。ホテルの玄関に車を着けてトンネルのような廊下を抜けるとそこがホテルのレセプションになっています。

チェックインをすませ部屋に向かいます。今回の部屋はメインビルの2F。エレベーターが無いのでベルボーイがスーツケースを抱えてわしわしと階段を登るのについて2Fへ。廊下は淡い照明でいい雰囲気です。

部屋はツインでホームページで見た通りのおしゃれな部屋です。部屋から遠くに海は見えるものの庭の木に遮られてほとんど見えません。
この後、チェック イン時にもらったホテル内の地図を片手にホテル探検に出かけましたが、とにかく敷地が広いのと階段が多いのとで、一周したらへとへとになりました。

ホテル内にはプールが三つあります。ガイドブックによく出ている海とつながって見えるプールの他にファミリープールと普通のプールがあります。今日のところは普通のプールで過ごすことにしました。まずここで感動したのがビーチチェアのマットがフカフカなこと。今までぺしゃんこのマットしか知らなかったのですごーく感動しました。高いホテルってみんなこうなんですかね？

6時頃になって陽も傾いてきたので部屋に戻ることに。もう階段はつらいので帰りはロビーとレストランを往復しているカート（バス？）に乗って戻りました。

部屋でホテル案内を見ながら夕食の検討。ホテルの案内にはレストランの説明だけでなくメニューも書いてあり助かります。でも、なんだかおしゃれな名前の料理ばかりでメニューを見てもいったいどんな料理なんだかよくわかりません。やたら長い名前の西洋料理とかばっかりで、普通のタイ料理がありません。タイに来たからにはタイ料理を食べたいのに．．．
今日のところは様子見ということで、一番リーズナブルそうなUnder the tree....レストラン（名前長すぎ）に行くことに。海沿いのレストランでロウソクの明かりですごく雰囲気はいいんだけど、暗すぎてメニューを読むのも大変です。

注文は無難なところでシーフードピザとサーモン照焼き。
味の方は、う〜ん．．．どうなんでしょう。
サーモン照焼きはご飯の横に焼き鮭が乗ってるだけで焼き魚定食といった感じです。おしゃれなホテルのおしゃれなレストランに来たんだから料理が高いのはいいんだけど、高いのにおいしくないのはいただけません。ちょっとがっかりです。
あ〜、普通のタイ料理が食べたい．．．

今日はボン島に行きます。
10時の船でボン島へ、15分ほどで到着です。

今日は空は曇りがちだけど心地よい風が吹いていてなかなか快適です。早速スノーケリングセットを借りて海へ。透明度はマイトンほどではないけど、腰ぐらいの深さで魚がいっぱい見れます。

昼食は島に一つだけあるレストランへ。ビュッフェランチ（490バーツ）もあったけどそんなに食べれそうにないのでアラカル トで注文することに。でも汁そば150バーツはいかがなもんかと．．．
ちなみにメニューはこれです。生ビールは85バーツ。

一日たっぷり遊んで、4時の船でホテルに戻りました。

今日の夜はどうしてもトムカーガイが食べたくて、メニューになくても頼んでみようと思ってInto the Viewレストランに行ってみたら、なんと今日はタイ料理のビュッフェ。料理を見てみるとトムカーガイ，グリーンカレー，ヤムヌア，ヤムウンセン，鶏カシューナッツ炒めなど、好物のオンパレードじゃないですか。一人800バーツはちと高い気もしますがビュッフェにしました。
味付けは全体的にあっさりで物足りなさはあるもののまあまあでした。ビールもいつものチャンやシンハーではなくプーケットアイランドビールというのを頼んでみましたが、シンハーみたいに苦くなくてすっきり味でおいしかったです。
途中タイ舞踊なんかも見れて得した気分ではありますが、ちょっとぎこちなくて高校の体育祭の出し物みたいな感じでした。
食後にデザートも食べましたが、言葉にできないビミョーな味わいでした。（平たく言うとおいしくなかった）

今日は朝からいい天気ですが少し風があります。朝食のレストランはオープンエアなので、目玉焼きにコショウを振ろうとしたら隣の皿にかかっちゃう感じです。

今日は朝一の船でボン島に渡って、海に入ったり本を読んだり。
3時の船でホテルに戻ってプールサイドで本の続きを読んでいると、5時半ごろになって雨が降り出してきたので、部屋に戻ってシャワーを浴びて部屋でビアシン。

今回はなるべくホテルで過ごすつもりだったので、今日も夕食はホテルのレストランへ。今日はタイ料理のビュッフェもないので一昨日と同じ海沿いのレストランへ。もう一軒、Into the Fusionというレストランがあるのですが、メニューを見ると味の想像もつかない創作料理の数々で、普通のものが食べたい自分としては、懲りずに一昨日と同じレストランに行ってしまいました。でも、ここもやっぱりよくわからないメニューばかりで、なんとか無難そうな料理を頼んでみましたが全滅でした。

今日は最終日。ボン島には行かずにホテルで過ごすことにして、朝食の後、海とつながって見えるプールへ。ここはプールというほど大きくもなくて、泳ぐというよりは水に浸かって景色を楽しむ感じ。男同士のカップルもちらほら。ビーチチェアで本を読んでいると時折女性にはフルーツのサービスなんかがあります。結局この日は一日ホテル内のプールをはしごして過ごしました。

今日の夕食はさすがにホテルでは食べたくなかったので、ガイド本にも出ているDon's Cafeに行くことにしました。ガイド本によると辺ぴなところにあるので帰りの足を確保したほうがいい、と書いてあったのでホテルでタクシーを往復で手配して、ベンツに乗ってレストランへ。

レストランはいかにもローカルっぽくてわくわくします。とりあえず定番のスペアリブとタコスのサラダを注文。お店の娘に「二人分はこれで足りる？」と聞いてみたところ、もう一品ぐらい頼んだほうがいいよって言われて、お勧めのソーセージを注文。ネットの情報ではビアチャンの生ビールがあるとかいてあったんですが今はないとのことで、カールスバーグとハイネケンの生を注文。一杯50バーツ。うまいっ！
最初に出てきたソーセージは長さ50センチぐらいあって付け合わせの酢キャベツとポテトだけでおなか一杯になりそう。タコスのサラダも山盛り。結局全部は食べきれませんでした。大満足です。Donにも会えたし。
このお店、結構儲かっているらしくて、来年には近くに大きな店を開店するそうです。店の娘が自慢気に新しい店の模型を見せてくれました。個人的にはこのローカルっぽさが好きなのになぁ．．．次ぎ来る時はピカピカの大型店になっちゃうのかと思うとちょっと残念な気もします。
ということで、最終日の夜も更けて今日は早めに就寝です。明日は早起きしないといけないので。

今日は4時起床です。6時には迎えが来るので5時半までには荷造りを終えてチェックアウトします。
時間通りにチェックアウトを済ませ、程なく迎えが到着。来たときと同じくターさんでした。早朝なんで40分程で空港へ。
チェックインを済ませてターさんとはここでお別れ。後は飛行機に乗って帰るのみです。

というわけで、今回の旅はこれで終了です。マイトンに替わる定宿を求めての旅行でしたが、残念ながら今回のホテルはNGです。
メルリンビーチホテルは海が今一だったので、海を楽しむためには日帰りツアーなどに出かけることになりますが、それなら別にパトンのホテルでいいような気がします。
エバソンの方はボン島がよかっただけに料理の不味さが残念です。それと、エバソンは使ったグラスが洗わないまま戻してあったり部屋のサービスも行き届いていませんでした。エバソンは私にとっては決して安いホテルではないので、ボン島には引かれますがもう泊まることはないと思います。
ということで、来年も定宿探しの旅は続きそうです。

参考：2002年支払いメモ