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2013年9月

プーケットでなくてごめんなさい。イタリアに行ってきました。
今回も南イタリアなんですが、行き先は変われど旅行の内容がだんだんプーケット旅行化して来て、最初はイタリアのリゾートに4連泊です。
計画を立て始めた6月頃にはすでに希望の航空券がとれず、ホテルの予約もままならない状態。なんとか出発日をずらしてチケットをおさえて、いざ出発。
今回はMeMO Pad HD7(7インチのAndroid)に自炊したガイド本情報を詰め込んで、立ち回りそうな場所の地図をGoogle mapでキャッシュして、イタリア語辞書や指差し会話集をインストール。自作の「レストランで使いそうなイタリア語集」もコピーして準備万端。
初日 出発
成田9時25分発ローマ行きのアリタリア機は、定時に搭乗開始。機内はほぼ満席。
離陸して機体が安定した頃にまずは飲み物のサービス。
アリタリア、機内食のビール いつも機内で出てくるイタリアンビールですが、このビール、イタリアの街で売っているのを見たこと無い気がする。 そして、しばらくするとランチのサービス。飲み物に赤ワインを注文するとプラのコップになみなみと注いでくれるのがいいね。
その後は途中でサンドイッチorおにぎりのサービスのあと、到着の前にも軽めの食事。普段機内食はおおかた残すほうなんですが、今日はしっかり全食完食してしまいました。ちょっと胸焼け。
ローマには予定より40分も早く到着。機内のアナウンスでは雨と言っていたけれど、もう上がったみたい。タラップを降りると曇り空のローマ。少し肌寒い。

バスでターミナルに移動して建物に入ったら表示に従って上の階へ。ナポリ行きが出発するターミナルCを目指して歩くと途中に入国審査。パスポートを出すだけなんですが、係員はパスポートを確かめる訳でもなく隣の同僚と話しながらパラパラと適当に開いたページにハンコを押すだけ。

途中、お土産屋さんや免税店がいっぱいあるので、ぶらぶらしながらゲートへ。そして気がつけば外は大雨。
そろそろ搭乗時間のはずだけど、ゲートが開く気配は無し。外の雨は激しさを増してちょっとヤバい雰囲気です。しまいにはゲート前のベンチの上の天井から雨漏りまで始まって不安はつのるばかり。

搭乗開始予定よりだいぶ時間が経ってから、ようやく雨が止むのを待っているとのアナウンス。ナポリ空港からホテルへの車を手配していて、到着が2時間遅れたら€20追加料金となっていたのでちょっと心配。
結局1時間遅れで搭乗開始。ゲートから外に出ると、なんだ晴れてるじゃん。雨は上がって青空まで見えてます。とにかく良かった。飛んでくれてありがとう。

ナポリに着いたのは1時間半遅れの8時過ぎ。今回は無事にスーツケースも出て来て、扉を抜けるとちゃんとお迎えのドライバーが名前の書いたボードを持って待っていてくれました。

車はベスビオ山のシルエットを見ながらソレント方面に走ります。人の良さそうなドライバーは、もうこの仕事をして長いけど毎日神に祈っているから今まで事故したことが無いんだよ、と言いつつ、追い越し車線でパッシングをバシバシ決めながら飛ばす飛ばす。
最初左前に見えていたベスビオ山が右後ろに見えるようになると、そろそろソレント。ここからはくねくね道を走って空港から1時間くらいでポジターノに到着。

ホテルは崖の途中にあって車がホテルの前まで行けないので、ちょっと手前の最寄りの駐車場からドライバーがホテルに電話してくれてポーターが来るのを待ちます。
5分ほどでポーターが到着。気のいいドライバーとはここでお別れ。ここからは石畳の階段を歩いて登ります。スーツケースは2個ですが、やって来たのは小柄なポーターが一人。2個のスーツケースは無理みたいなので一つは自分で持って急な階段を登ってホテルに到着。

今日のホテルはコンカドォロ(Conca d'Oro)。ポジターノのメインの地区の西にあるフォルニッロ地区の斜面に張り付くように建っている三ツ星ホテル。
早速チェックイン。ホテルのスタッフはとってもわかりやすい英語で説明してくれるけど、説明が多すぎて途中で落ちこぼれてしまったので、わからないことがあったらスタッフに聞く、ということにして部屋へ。
ポジターンのホテル、コンカドォロの入り口 ポジターンのホテル、コンカドォロの入り口
部屋は5階の一番奥。豪華ではないけれど清潔感があってかわいらしい感じの部屋。
コンカドォロのベッド コンカドォロのベッド
コンカドォロのバスタブ テーブルといすのセットされたテラスがあって、眺めもよさそう。テラスからは海が一望。
水回りも問題無し。お風呂はバスタブあり。
セーフティボックス、無線LANもあります。
でも冷蔵庫は無し。
荷物をほどいて一息ついたら時間は既に10時過ぎ。ホテルのレストランはもう終わっているので外に出てみることに。階段を下りて通りに出ると、通り沿いにはまだ営業しているレストランが数件。結構賑わってます。でも、ちょっとお疲れ気味だし、今の時間からがっつりレストランという感じでもないけれど、かといってバール的な軽めの店は見当たらないので、今日の夕食は部屋で済ませましょう。ホテルのバーでビール(小瓶1本€4.5)と水(カラフェで€2)だけ買って部屋のテラスでディナー。こんなこともあろうかと日本から準備していた軽食をつまみにビールで乾杯。
そして、泥のように爆睡。
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