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2014年10月 |
初日 |
今回の旅は羽田から、午前便で同日着のプーケットです。羽田発と言えば一昨年は深夜便だったのですが、早起きは得意だけど深夜便は体力的に辛いお年頃なので、10:35出
発のTG683でまずはバンコクを目指します。 先週に引き続き大型の台風が迫るなか、もしや直撃かとハラハラしましたが、台風が南でぐずぐずしている間に、なんとか無事に出発できました。 |
羽田空港直通の京急で8時過ぎに空港に到着。チェックインを済ませて江戸小路をぶらぶらしてた
ら思いのほか時間が過ぎていて、慌て気味で出国審査を通過。混んでなくてよかった。 TG683のゲートは右の一番奥。途中のCafe 108でサンドイッチを買い食いして、10分遅れで搭乗開始。飛行機は席が3-3-3の小さめですが、新しい機体で画面もでかい。席はほぼ満席。 |
飛び立つとすぐに飲み物のサービス、その後食事。機内食はポークのタイカレーがおすすめ。 到着前にアイスのサービス。 離陸時には台風の影響で少し揺れるかもと言うアナウンスもありましたが、飛行は順調でほぼ定刻でバンコク スワンナプーム空港に到着。 飛行機からターミナルビルまではバスに乗ることになります。ビルに繋がってくれるのが有り難いのだけれど、タラップを降りてバスに乗り込むとき の、もわっとした熱気も懐かしくて嫌いではないです。ただ、そんなに走るの?と言いたくなるぐらいの距離を走るんですよね、あのバスは。 |
建物に入ると出発便ゲートの案内のモニターがありますが、ここには国際線しか出ていないので無
視して進みましょう。ここ からは「Transfer to Chiangmai, Chiangrai,
Phuket...」の表示をたよりに進むことになりますが、見つけられないときはとりあえずEASTに向かいます。
突き当たるまで進むと右手に入国審査。手前で航空券とパスポートのチェックがあって小さなシールを胸に貼られます。このシールは後々役に立つので剥がさないように。 入国審査の男性係員はけっこうイケメンですが、薄化粧です。特になにか聞かれたりはしないのでパスポートと入国カードを出すだけで通過。 続いてセキュリティチェックの荷物検査を抜けるといよいよ国内線のエリアに入れます。 |
プーケット行きのTG217のゲートは、セキュリティチェックを出てすぐのところですが、ここの周りには何にも無いので、ちょっとぶらぶら歩
き回ってフードコートで軽めの食事。 中にはマクドナルド、サブウェイなど世界の定番ものから、寿司や九州ラーメンなど和食系、もちろんタイ料理もありますが、ここにきてハンバーガー は無いし、まだ日本食が恋しい訳でも無いので、KOPI TIAMというお店でタイのラーメンにしてみましょう。 |
ラーメンにもいろいろ種類があって、どれにしようかと迷っていたら、カオニャオマムアン付きの
コンボセットを発見。飲み物も付いて315B。 ラーメンは普通のバーミーナームにして飲み物はライムジュースで注文。 それにしても初日のバンコク乗り換えで早くもバーミーナームとカオニャオマムアンが食べられるとは!ちょっと飛ばし過ぎでしょうか。 |
味見もせずにとりあえずいろいろ味付けを始めるタイ人ほどに上級者ではないので、まずはラーメンをそのままの状態で味見。意外としっかり味で
すが、いつも
の調味料セットも使わずにはいられないので、ナンプラー、お酢、唐辛子、砂糖を一周入れて再度味見。うん、これこれ。適当に入れてるわりには、いつも美味
しくなるのが不思議。 カオニャオマムアンには白いココナッツミルクのようなたれが付いていて、これをかけて食べるのだなと、ご飯にかけて一口味見。さぞや甘い味が口の 中に広がるかと思いきや、この白いタレは塩っぱいんですね。でもマンゴーは激甘なので、甘いような塩っぱいような複雑な味わいで美味いです。 さて、ぼちぼち時間なのでゲートに移動。時間になっても特にアナウンスもなく、だらだらと搭乗開始。プーケット行きの飛行機は空いてます。 途中、軽食(パンとジュース)が出て1時間ちょっとでプーケットに到着。 |
入国審査はバンコクで済ませているので、ずんずん進んで出口に向かいます。最初の荷物の回転台
は国内線用で、国際線乗り継ぎの荷物は部屋を一旦出て左に進んだところにある回転台から出てきます。 ここでバンコクで胸に貼られたシールが役に立ちます。今まで、「一旦出て左」と言うのがとってもわかりにくかったのですが、今は床にバンコクで胸 に貼られるシールと同じ表示が出ているので、この矢印に沿って進めば国際線のBAGGAGE CLAIMにたどり着けます。 |
荷物を取ったら次は両替。そして外に出てお迎えと合流です。 いつも到着時の空港からホテル間だけは日本から手配しておくようにしています。もちろん空港で乗り合いバスとかタクシーに乗ることもできますが、 空港にお迎えが来ているって言うのがなんかいいじゃないですか。現地の日本人旅行会社に事前にメールで申し込んで、支払いは現地でドライバーに直 接払います。タイ バーツで払うので空港での両替をお忘れなく。 建物を出たところには、旅行会社やホテルのお迎えが名前を書いたボードを持って大勢待っているのですが、ぐるっと見渡しても自分の名前が見当たり ません。見逃したかと、2往復ぐらいしてやっと遭遇。なんか見覚えのある人なので、もしかしたら前にもこの人のタクシーに乗ったことがあるのかも しれない。 |
スーツケースをゴロゴロしながら駐車場へ。車は普通のセダンですが、トランクにちょうどスーツ
ケースが二つ納まりました。 車に乗り込んだら行き先の確認。今日のホテルはVijitt Resort。タイっぽく言うと「ウィジット」。 |
飛行機が到着したときは夕方だった空も今はすっかり夜。プーケット空港を出ていつもの道を進みます。道路の工事も年々進んでいるものの、市内
は相変わらず の渋滞。1時間半かかって今日の宿、Vijitt
Resortに到着です。予約サイトでホテルを選ぶときのビーチの場所分けとしては、ラワイビーチになっているけれど、実際はラワイより北でシャロンまでの途中ぐらい。フ
レンドシップビーチになるのかもしれません。 このへんはすっかり田舎でホテルの周りにはほんの数件の店があるだけ。ヴィジットリゾートは大変不便な、いや、静かなところにあります。 チェックインをして、ロビーから部屋まではカートに乗って移動です。ヴィジットは全室ヴィラタイプの部屋で、斜面に沿った広い敷地にヴィラが点在 しているので、ロビーから部屋までがけっこう遠いのです。 カートに乗ってホテル内の案内を聞きながら坂を下って、一番ビーチ寄りにあるのが今回予約したビーチフロントデラックスヴィラ。プールやレストラ ンも近くて、ホテルでのんびりするにはちょうどいい。 |
部屋自体は広くはないけれど天井が高いので開放感はあります。部屋の真ん中にでーんとベッドが
置いてあって、あとは小さなソファがあるだけなので、部屋でのんびりするにはベッドでゴロゴロして過ごすことになりそうです。 部屋の角には液晶テレビ。テレビの下にはDVDプレーヤー。 部屋に入ってすぐのベッドの枕元側はデスクになっていて、電話とかホテルの案内とか。 テーブルとかは無し。 室内スリッパと外用サンダルと傘は完備。 天井には大きなファンが回っていて、そよそよと気持ちのいい風を運んでくれます。照明もお洒落だし居心地は良さそう。 海側と左の壁側が一面窓になっていて、カーテンを開けるとかなり開放感がありますが、左のカーテンを開けると外から部屋の中が丸見えです。 |
海側のカーテンを開ければベランダ越しに海...が見えるはずですが、もう夜なので今見えるの
はライトアップされたヤシの木だけです。 部屋を入って右側にクローゼット。中にはセーフティボックス。バスローブもあります。 冷蔵庫は小さめ。グラス類は一通り揃っているけど、お皿やナイフ・フォークは無し。栓抜き+ワインオープナーはあり。 |
さて水回り。洗面台が二つ。これ意外と便利かも。二人連れならマイ洗面台を決めて過ごすのも良いでしょう。冷蔵庫の横の天面をがばっと開ける
と裏が鏡になっていて、ドレッサーとして使えます。ドライヤーも完備。アメニティは普通。歯ブラシ有り。 洗面台の向かい側はスーツケースを置くのにちょうどいいスペースがあって、スーツケース二つを広げても充分な広さ。 全体的に引き出しが少ないです。荷物をほどいたらいろいろ引き出しに入れてしまおうと思っていたので、ちょっと困ります。 続いてバスルーム。 トイレにはハンドシャワー無し。残念。 バスタブは大きめ。ゆっくり足が伸ばせそう。石けんがいいにおい。 そしてシャワーは外。なぜか外。手持ちではなく固定のレインシャワー。バスタブにはハンドシャワー有り。 ベッドルームとバスルームは壁一枚で、上までは仕切られていないので、一つの部屋をつい立てでベッドルームとバスルームに分けた感じ。そのため音 がツーカーで、いざという時はテレビでも着けましょう。 さて、一息ついたらディナーに出掛けましょう。今日はもう夜も遅いのでホテルのレストランへ。ヴィジットにはレストランが2軒。メインダイニング のThe Savouryとタイ料理のBaan Vijitt。もちろん初日はタイ料理でしょう。 |
Baan Vijittはうちのヴィラからは隣の隣になるのでチョー近い。 建物はシノポルトガル様式とのこと。遠目に見ると日本の普通の家のようにも見えますが、近づいてみると意外と洋風。なんならタイ料理ではなくイタ リアンとかが出て来てもいい雰囲気のお店です。 |
今日は外の席に。風が気持ちいい。 メニューをもらったものの、ロウソクの明かりだけでは全然読めないなぁと思っていたら、すかさずクリップ付きのLEDライトを持って来てくれまし た。 さてオーダーは、ロックロブスターのサテ。店員さんが思わず「グッチョイス!」と言うぐらいオススメらしい。それと空芯菜炒めとヤムヌア。飲み物はビアチャンには行かず、 お店の雰囲気に合わせてスパークリングワイン。 |
お通しに揚げワンタンが出た後に、最初に出て来たのがロックロブスターのサテ。ロブスターの身
が串に刺されていて食べやすい。ピーナッツソースがよく合います。これおいしい! ヤムヌアは、最初は普通に美味しいですが油断するとヤバい辛さです。 空芯菜炒めもいい味出てます。これは辛くない。 |
店員さんにタイのデザートのお勧めを聞いてバナナココナッツミルクを追加注文。デザートですが
冷たくなくてあったかいやつです。これがまたおいしいんだな。 ゆっくり食事をして閉店ぎりぎり10時20分に撤収。今日はワインのボトルも注文したので〆て2,800B。 Baan Vijitt、店の雰囲気もいいし店員さん達も楽しいし、なかなか良かったです。 |
プーケット初日、移動もスムーズで上々の滑り出し。今回はひたすらノンビリを求めて静かなところを選んでみました。実際ホテルの周りには何も なさそうなので、明日からはホテルライフを満喫の予定です。 |
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