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2015年10月

今回はプーケットではないんです。
ベトナム、ニャチャンです。
そもそもは、今年の10月はどこに行こうかといろいろ調べている中で、ベトナムのフーコック島というところにホテル内にブルワリーがあるリゾート ホテルを発見。ビーチリゾートが好きでビーラー(ビールを飲む人、ビール好きの人、ビーリストとも言う)の私としては、ここっきゃないでしょう、 ということでベト ナム行きの計画を立て始めたのですが、ネット情報によれば、雨季の10月だけは行っちゃダメ、みたいなことが書いてある。しかたがないので他を探していた ところ、同じくベトナムのニャチャンというところにも、ビーチ沿いにブルワリーのあるホテルを発見。ベトナムの人は意外とビール好き?
というわけで、今回はベトナム ニャチャンの旅。
でも、後でよくよく考えたら、ニャチャンも10月は雨季でフーコック島と大して状況は変わらない模様。でも、すでに航空券もおさえちゃったので、 あとは運を天に任せましょう。
ホテルの方は、ニャチャンには良さげなホテルがたくさんあって、なにもブルワリーに泊まらなくてもちょくちょく飲みに行けばいいじゃん、という冷 静な判断の結果、ホテルは別なところを予約していざニャチャンへ。
初日
ベトナム航空 朝便だったので今回も成田に前泊。今まで空港近隣のホテルは宿泊客には駐車場14日間無料、み たいなパッケージがあったのですが、行きつけの成田ビューホテルも今年からは駐車場が有料になっています。しかたがないので今回はホテルスカイ コート成田に前泊。
近くのミニストップで竹輪天とか普段は食べないコンビニレジ横お惣菜を山盛り買って部屋でプチ宴会をして、翌朝ホテルのバスで空港へ。いい時間の バスがなくて、ちょっと早めに空港に到着。ベトナム航空は第一ターミナルの北ウィングです。
7時過ぎ、チェックインカウンターがまだ空いていなかったので、まずは本屋でビーチ用の文庫本を購入。読みかけの長編を持っていっても良かっ たのだけれど、旅の時はいつもと違う新しい本を読みたくなるんです。
買い物を終えてカウンターに戻ると、すでにチェックインが始まっているものの爆買い荷物のベトナム人が大行列になっています。これは時間がかかり そうとクラクラしてたら、すぐ脇に空き空きの「WEB CHECK IN」のカウンターを発見。やっといて良かった。
大行列を横目にささっとチェックインを済ませたらゲートに進みます。
初めてのベトナム航空、搭乗開始は20分遅れましたが、出発は定刻。できる子かもしれない。
飛び立ってすぐ飲み物のサービス。スパークリングワインがあるのはうれしい。なみなみ注いでくれるのもありがたい。
機内食はウェスタンスタイルを選んでポークの唐揚げとフライドライスでしたが、珍しく完食。
機内エンターティメントの映画には少ないながらも日本語吹き替えがありますが、壊れているのかそもそも音が出ない。隣の相方のは画面と関係ない音 が出っ放し。というわけで映画は断念。
6時間ほどでハノイ、ノイバイ空港に到着です。
ノイバイ空港 最終目的地はニャチャンですが、ここノイバイ空港でベトナムに入国。入国審査を抜けて荷物を 取ったら税関ですが、特に荷物のチェックはなく素通り。ただ、外に出る前に荷物の半券のチェックがありました。
外に出たら国内線のターミナルへ移動。ノイバイ空港は国際線と国内線のターミナルが離れているので無料のシャトルバスで移動します。インフォメー ションで確認するとシャトルバス乗り場は17番とのこと。外に出て右に進むと「Shuttle Bus to T1」という表示があるのですぐわかります。

ノイバイ空港 事前のネット情報では、ピンクのバスという情報だったのですが、今日のバスは黒でした。
停まっていたバスに乗り込むと間も無くバスは出発。ぐるっと遠回りして10分ほどでターミナル2に到着。
ここであらためて国内線にチェックイン。

ノイバイ空港 さて、今回のフライトの乗り継ぎ時間は4時間もあって、まだあと2時間半以上待たなければなり ません。
ネットの事前情報によるとベトナム航空のラウンジに$15で入れるという情報があったので、ラウンジの前に立っている係りの人に聞いてみたとこ ろ、ボーディングパスをみて「あら、待ち時間が長いわねぇ...一人$15でいかが?」とのお誘い。
そして「$15は受付ではなくバーカウンターで払ってね」と。
ちょっとダークな感じです。
$15はどこに行くのでしょう...。
ソファに腰を下ろして、さっそく飲み食い系を物色。軽食とフォー、もちろんビールも。
セルフサービスなのでフォーも自分で作るのですが、どうにも作り方がわからないので、係りのお姉さんに作ってもらいました。フォーは丼に乾麺と粉 末スープが入った状態で置かれていて、その前には鶏肉とか野菜とかの具が並んでいます。適当に具をのせてお湯を注いで、この後どうするのかと思っ たら、丼ごとレン ジで1分チンして出来上がり。ベトナム旅行の初フォーがインスタントな感じですが、ぜんぜんおいしいです。
ビールをたらふく飲んで、そろそろ時間なのでゲート9Aへ向かいましょう。
ところが、ゲート9Aの前まで来ても何の気配もなし。表示も出ていなければ係員もいない。やばい。
あわてて出発便のゲート情報を探すものの、どこにも表示がない。普通、大きなモニターに便名とゲート番号がリストになっている表示があっても良さ そうなもんだけど何も手がかりなし。あてもなくとりあえず違うゲートを目指して歩いて、ようやく空港スタッフを発見。
ボーディングパスを見せたところ「6」と言われてゲート6へ行くと、やっとカムラン空港の表記を発見。出発時間も30分遅れになっている。
ちょっと焦りました。というか油断してました。
ベトナム 空港 ターミナル2は、もともと国際線だったところを国内線に使っているとのことなんですが、ゲート 6付近には随所にその名残があります。COACHとか TUMIとか看板は出ているものの、みんなシャッターが閉まっていて、まるで地方のシャッター商店街みたいなことになっています。
ノイバイ空港からカムラン空港への国内線はシート3-3の小さな機体。
飛び立ってすぐサンドイッチと水のサービス。
やっとニャチャンの最寄りのカムラン空港に着いたのは夜の8時。飛行機を降りたら回転台で、なかなか出てこないスーツケースをとって外へ。空港で ドンに両替しようと思っていたのですが、両替所がすでに閉まっていたのであきらめました。
建物の外へ出て、タクシーの呼び込みの嵐をかいくぐってオレンジ色のポロシャツの現地ガイドと合流。いざ、この旅前半の宿を目指します。
空港を出て気がついたのが、周りに何も無いことと道が良いこと。ガイドさんによると、この辺はもともと軍の土地なので何も無い、でも最近その土地 を買ってホテルが建つようになった、とのこと。プーケットの場合は今でこそ道が整備されていますが、最初の頃はひどい道ばかりで、どちらかという と「街が栄えて人 も増えたので道を作ろう」という感じかと思うのですが、ここは「いい道を作ったからホテルでも建てれば」という感じ。
少し雨が降って来たのですが、ガイドさんによると毎日夜に雨は降るけれど昼は晴れているよ、とのこと。
何も無い道を20分ほど走ると、今日の宿、ミアリゾートに到着です。
ニャチャン ミアリゾート このミアリゾートは、空港からニャチャンの街へ行くちょうど中間ぐらいにあります。プーケット にも外れた場所にポツンと建ってるホテルはあって、それでも 小さいローカルレストランの一軒ぐらい近くにあったりするものなのですが、ここはほんと周りには何も無くて、まさに陸の孤島。ここに泊まる時はずっとホテ ルだけで過ごす覚悟が必要です。
ニャチャン ミアリゾート ニャチャン ミアリゾート
ロビーでチェックイン。ウェルカムドリンクとウェルカムプリン。ドリンクはおそらくサトウキビジュース。激甘。プリンは抹茶っぽい色ですがた ぶん抹茶では 無い、というかよくわからないけど激甘。到着早々これはきびしい。ウェルカムドリンクとかって、いいサービスだと思うのですが、早く部屋に案内したくてウ ズウズしてるスタッフを待たせながらなので、落ち着かない。あとから部屋に持って来てくれればいいのに。あと、おしぼりの香りも結構強烈。
ネット情報では基本、ベトナムではチップは不要と書いてあったのですが、ポーターにはチップが必要らしいので1000円だけベトナムドンに両替し て部屋へ。
ロビーから電動カートに乗って、坂を下りきったところが、今回泊まるビーチフロントヴィラ。途中のライトアップされたブーゲンビリアの垣根が気持 ちを盛り上げてくれます。
ニャチャン ミアリゾート ニャチャン ミアリゾート
ニャチャン ミアリゾート ニャチャン ミアリゾート
部屋はとっても綺麗で落ち着いた色調。壁に石が使ってあったり、バスタブが石だったり、シャワーが外だったり、面白い演出はありますが、基本 はシンプルです。
薄型テレビにはVODのボックスが接続されているのですが、日本語対応は無いようです。それより、リモコンの「戻る」キーがどれかわからなくて難 儀しました。リモコン右下の小さいキーです。
衛星テレビにはNHKワールドもありますが、NHKワールドって日本人旅行者にはまったく役に立たないですよね。
ボトルの水2本とベトナムコーヒー、紅茶はフリー。冷蔵庫はミニバーの飲み物で満タン。
バスルームのアメニティは豊富です。歯磨き粉はがっつりコルゲート1本。
洗面は横長でカランが二つ。二人並んで使うとなんか小学校の校舎前の水道を思い出させてくれます。
蚊取り線香、虫除けローションも完備。部屋はアロマオイルでいい香りです。
広い部屋では無いですが満足度は高いです。
この後、ちょっとだけホテル探検をして、さて夕飯をどうするかなんですが、だらだらと出てくる機内食で胃ももたれ気味なので、到着が遅いであろう ことを想定して日本から持ってきた何かとで、ちゃちゃっと済ませて早めの就寝。
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