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2019年2月 |
四日目 |
今日は朝からいい天気。空気が澄んでいるのか遠くの山々もはっきり見える。 |
朝のポリテアマ劇場の前には、観光用の馬車が待機していて、前を通りかかると乗れ乗れと声をかけられますが、しつこくはないので大丈夫。 |
今日は カプチン・フランシスコ修道会のカタコンベ(地下洞窟)に向かいます。 ホテルガリバルディからカプチン・フランシスコ修道会までは2.6km, 徒歩34分。 もちろんバスとかタクシーに乗って行くこともできますが、2.6kmぐらいなら歩きでも楽勝でしょう。 で、このカタコンベに何があるかと言うと、地下に8,000体ものミイラが眠っていると言う。 |
Googleマップを頼りに最短距離を進もうとすると、やばそうな裏通りやら交通量の多い立体
交差やら、心ない道を勧められますが、頼れるのはこいつだけなので、逆らうわけにはいきません。 途中の道で城壁のようなところを通ったので、後で調べてみたら、ここにもカタコンベがあるとのこと。知ってたらカタコン ベ巡りができたのに... しないか。 |
歩いて歩いてようやくカプチン・フランシスコ修道会に到着。カタコンベの入り口はどこかとキョロキョロしていると、花屋のおじさんがカタコン ベはそっちだぞと指差して教えてくれたのがこの入り口。見過ごしがちな感じ。 |
入り口を入ったところでチケット売りのおじさんからチケットを買って奥に進みます。中は撮影禁止だと念を押されたので、カタコンベ内部の写真
はありませんが、ミイラの数が半端無い。ミイラというと包帯でぐるぐる巻きを想像する方も多いと思いますが、ここは違います。みんなよそ行きの一
張羅で、生前の身分や職業なんかも関係あるみたい。 不思議と怖いとかの気持ちは無くて、もっとカビ臭かったりするのを想像していたけれど、全然そんなこともなくて。見応えはありますが、ずっとミイ ラだけなので、お好きな方だけどうぞ、という施設です。 ミイラを堪能した後は、奥の墓地をちょっとのぞいて、今度はノルマン二宮殿方向に歩きます。 |
カプチン・フランシスコ修道会から10数分も歩けばヌォーバ門にたどり着きます。 門をくぐって右側がノルマンニ宮殿。 |
この立派な建物が宮殿ですが、チケットはここで買えないので注意。 前の公園にチケット売り場があって、どこを回るかで何種類かのチケットがあります。窓口で聞かれるとアワアワするので、どれを買うかは先に決めて おいた方がいいです。 |
パラティーナ礼拝堂。 金張りでなかなかゴージャス。 この絵もきっと大事な意味があるのでしょうが、下調べ無しに来てしまったのでよくわかりませんが、とぼけた感じが好き。 |
宮殿の方もいろんな部屋があって見応えあります。 |
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さて続きましては、先日素通りのパレルモ大聖堂。 |
今日はしっかり中も見学。 まずは屋根に登ってみましょう。中に入って左の受付でチケットを買って、ある程度人がたまると係りの人が案内してくれます。 もちろんエレベーターなんてものはないので、細い螺旋階段をひたすら前の人のお尻を正面に見ながら登ります。思いの外、登るので覚悟してくださ い。 そして屋根に到着。 |
登りきったらしばし自由タイム。 眺め良いです。苦労して登った甲斐がありました。 |
右のほうに見えるちょっと高い建物がマッシモ劇場ですね。 |
思い思いに写真を撮ったりして、そろそろいいかという頃合いで、なんとなくみんな階段の方に集まってきて、みんなが揃ったら引率のお姉さんに
続いて階段を下ります。 |
チケットには屋上見学の他に地下の部屋の入場券もセットになっているので、一応見ておきます
か。 これは棺ですかね。 パレルモ大聖堂を満喫したら、一旦ホテルに帰ります。まだ午前中ですが、今日も良く歩きました。 |
部屋で一休みしたらランチです。 近場で何かないかとネット調べて、歩いてすぐのところにLa Blancoというのを発見。早速行ってみましょう。 ホテルを出て右(海方面)に進んで、ローマ通りを渡ってすぐのところにありました。 |
店内は庶民的でいい感じ。席についてメニューを見ると、アンティパスト、プリモ、セコンドがそれぞれ定額になっていて、それぞれ好きに組み合
わせるシステム。昼なので軽めにして、イカとズッキーニのパスタとイワシ団子のトマト煮、それとコンガスの水とハウスワインをデカンタで注文。 |
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イカとズッキーニのパスタは、まさに庶民の味。なんか懐かしい味です。 イワシ団子はシチリアで食べたかったものの一つだったので、1クエスト達成です。 しめて27ユーロ。ワインが安いのが幸せ。 食後は今日もカルフールに寄って部屋飲みビールの補充、赤ワインなど購入。 あとはホテルに戻って夜までまったり。 赤ワインを開けてちびちびやりつつダラダラ過ごして、夜のレストランの計画をねりねり。 今日は新市街方面で探そうかとネット検索してホテルからすぐのところに、良さげなトラットリアを発見。今日はここにしてみましょう。 |
ホテルを出たらポルテアマ劇場前の広場を横切ってリベルタ通りの左側にあるのが、 TRATTORIA Carpaccio。 |
入り口のところにメニューが出ているので、入る前にお目当ての料理があるか確認できます。 店に入ると、おじさんが出迎えてくれるのですが、ちょうどパンを食べてる途中だったようで、パンを頬張り過ぎて何を言っているのかわかりません。 でも歓迎はしてくれているようなので、口に手を当ててモゴモゴ言いながら一番奥の席に案内してくれました。 時間が早いせいか先客は一組のみ。 |
いやー、ごめんごめん、と行った感じでパンを飲み込んだおじさんがメニューを持って戻ってき
て、まずは飲み物を注文。いつものようにハウスワインを注文すると、赤か?白か?スパークリングか?というので、スパークリングを注文。 スパークリングのハウスワインは珍しい。 料理は、今日はタコのグリルがお勧めだというので、タコのグリルと、さらにタコのサラダのタコづくし。それと太刀魚のロール焼き、それにポルチー ニのフェットチーネを注文。 |
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タコのグリル、サラダ共にめちゃめちゃ美味しい。シチリアに来てよかった。 |
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太刀魚のロール焼きはパン粉をまぶして焼いたもの。レモンをギュッと絞って食べるとこれもおいしい。 フェットチーネもバッチリ。どれもおいしい。 この店、いいです。 気がつけば店内は満席。 スパークリングのハウスワインをお代わりしてしめて57ユーロ。 ちなみにハウスワインは?7、水?2、エスプレッソ?1。 パレルモ最高。 |
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