2011年3月 北京、烟袋斜街 Ou(Thai) Restaurant & Bar

 
 
 


出張で北京へ。そりゃあ北京に行ったからには、北京ダックも食べますが、毎日中華っていうのもキツイ。烟袋斜街をぶらぶらしていて、たまたま見つけた「Thai Restaurant」の文字に反応してしまい、なぜか北京でタイ料理。

ホテルからタクシーで荷花市場へ。前海を囲むようにバーやレストランが軒を連ねていて、景色を楽しみながら食事ができるよう外にテーブルを出しているレストランもあります。

 
 

 
 


まだ少し時間も早くて、開店していない店もありますが、何軒かからは弾き語りの歌声が聞こえています。
このへんのレストランやバーは弾き語りやバンドの生演奏のステージが用意してあって、ライブを楽しみながら飲めるしくみ。
澄んだ歌声の女性ボーカルに誘われて、そのうちの一軒に入ってみます。席について青島ビールを注文。

 
 




 
 

ギターの腕はまったく拙いですが、歌はとっても良くて、透きとおる歌声はずっと聞いていられそう。
ちなみに今日が初めての出演で、我々が最初のお客だったとのこと。

この界隈でもレストランはもちろん中華がメインですが、西洋料理の店もちらほら。前海を離れて烟袋斜街に入って、どこに入ろうかなとぶらぶら歩いていて「Thai Restaurant」という看板に目が止まってしまいました。店先のメニューをよく見ると、タイだけではなく、中華はもちろんマレーシアやシンガポール、イタリア料理まであって、とりあえず何でも作っちゃうよ的な店ですが、北京最後の夜をこの店にかけてみます。
お店の名前は「Ou(Thai) Restaurant & Bar」。店の前には気の弱そうな客引きの女の子が一人。

 
 




 
 

席についてメニューをじっくり見てみたものの、タイ料理の種類が少ない。
あまり選択肢の無い中、ソムタムとトムカーガイ、それとタイ式チャーハンを注文。中華のメニューもあったので蒸餃子と牛肉麺(米粉)も一緒にオーダー。ビールはタイビールが置いてないので青島ビールです。

店内にはでっかい仏様の頭が飾ってあって、ずっと誰かに見られているようで落ち着かない。

 
 




 
 




 
 

ソムタムは、やけに大盛り。そんなに食べられないよ。味付けはタイっぽいけど辛さのパンチは足りない。
トムカーガイは、なかなか美味。フクロダケがいっぱい入っているのがうれしいです。食べられない木の皮や根っことかが入っていないのも食べやすくてよい。
タイ式チャーハンは、タイ式と言いつつもタイで食べたことの無い味だけれど、おいしい。
一緒にオーダーした蒸餃子は、いまいち。牛肉麺はばっちり。

 
 




 
 

店を出る頃にはすっかり夜。前海の周りのレストランは皆ライトアップされて、とってもきれい。

 



 

さて、北京のタイ料理、わるくないです。
もうちょっとメニューの数が多いともっとうれしいのだけれど。
「北京まできてタイ料理かよ」という気はしますが、中華料理に飽きた時にはいいのではないでしょうか。