2008年5月

             
  八日目
 


 
 

今日もいつものように6時半頃に起床。
明日はいよいよチェックアウトなので、今日は一日遊べる最終日。
天気もなんとか晴れそうな感じ。

いつものようにまずは朝食。
今日はパンケーキなんて注文してみました。
フカフカです。

 
 


朝食の後はさっそく海へ!でも今日は一段と風と波がすごいです。めげずにビーチチェアを確保して最後の海を満喫。
それにしても今日も波がすごい!
海に入れずやることもないので、一人でちょっと散歩へ出掛けてみました。
スリンの南にもう一つ小さいビーチがあるという情報をネットで見ていたので挑戦してみることに。

どれくらい歩けばいいのかは、全くわかりませんがとりあえず歩き出します。
スリンビーチの南端でビーチ沿いのお店が途切れる辺りに階段があって、階段を登ると駐車場に出られます。その駐車場を通りすぎさらに登ると普通の車道。この道を右(南)にひたすら進むことになります。
道は普通の車道で、車の往来も多いので轢かれないように注意。汗だくになりながら坂道を登ります。

 
 

こんな道を車に轢かれそうになりながら歩きます。


この奥へ。

 
 

あても無く歩き出したのですが、なんにも無い道の途中に車とバイクが数台止まっていて売店もあるところを発見(写真右)。どうやらこの奥にビーチがあるらしい。奥をのぞいてみると、いかにもこの先に秘密のビーチが...といった感じです。
迷わず奥へ進むとちょっとした山道が続いています。

 
 

こんな道を降りて行くんです。


ワーオ!こんなビーチが!

 
 

道は悪路ではありますが歩くのには問題ありません。しばらく降りるとこじんまりしたビーチに到着。ここがレムシンビーチです。

 
 


 
 


もっと素朴なビーチかと思っていましたが、しっかりビーチチェアが並んでレストランも数件あります。客層は欧米人の若者中心。

 
 

こんな感じのレストランが数件。


水分補給。

 
 


結局スリンからは歩いて10分ぐらいでしょうか。炎天下の中を汗だくで歩くのが苦にならないなら、ちょっと寄ってみるのもいいかも。
散歩のつもりで来ただけなのでビーチチェアは確保せず、レストランにてチャンビールで
水分補給。ビーチをしっかり目に焼き付けて、さてスリンに戻ります。

行きは、どこまで歩くか分からず歩いていたので遠く感じましたが帰りはずいぶん近く感じます。途中のスリンビーチの駐車場の屋台で昼食用にタイソーセージとガイヤーンを購入。もう焼き上がったのが山と積まれていますが、注文すると炭火でもう一度炙ってくれます。「辛いタレは付けるか?」と聞かれたので「辛いのいらない」と断って、串に刺さったガイヤーンとソーセージを持ってビーチチェアに戻ります。

 
 

ところで屋台なんですが、実はあまり得意ではありません。ガイヤーンとかソーセージみたいに串に刺さったのを焼くだけのものはいいんですが、器を使う系はちょっと怖い。でかいポリバケツに水が汲んであって、それでお皿を洗っていますが大丈夫なんでしょうか。気にしだしたらきりがないですがやっぱり気になります。

 
 


午後は夕方までビーチでゆっくり。最終日に眺める夕陽の海はせつない... 

 
 



 
 


ホテルへ戻ってシャワーを浴びて、さて今日は最後の夜ですが、遠出はせずに今日もホテルのレストランへ。

この辺には小さなホテルが並んでいてそれぞれ1階がレストランになっているんですが、オフシーズンなのでどこのレストランも閑古鳥が鳴いています。そんな中ベンヤダロッジのレストランは、それなりにお客さんが入っています。

 
 

前が普通の道で、タクシー乗り場ビューであることをのぞけば、お店の雰囲気もなかなかです。
今日も相変わらず、新人研修状態の接客ですがそれにも慣れました。

今日の注文は肉。ヒレステーキのペッパーソースとリブアイステーキ。それとアスパラガスのサラダ。

 
 

 
 


昨日と同じくまずはジントニックで乾杯。ステーキは山盛りのポテトとともに出てきます。凝ったソースがかかっていて味はなかなかなんですが、お肉は硬い!

さて楽しい旅もそろそろ終わりで明日は帰国、と言っても夜便なので昼間はたっぷり時間があります。何をして過ごすかはまだ決めていません。天気次第ですね。途中雨の日もありましたが今回の滞在はしっかり海も満喫できました。

明日も晴れることを願いつつ今日は就寝...

 
  最終日
 


さて、最終日。天気もまあまあ。でも今日一日どう過ごすかは何時まで部屋を使えるかによります。朝ご飯の後、フロントで「夜便で帰るんだけど部屋は何時まで使えますか?」と聞いてみたところ「何時でもいいよ!」とうれしい返事。これで一日の予定がすごく立てやすくなりました。とは言うものの海は昨日までにキッチリ満喫したので、今日は街へ出掛けることに。ジャンセイロンで買い忘れたものもあるので、久々にセントラルに行ってみる事にしました。そう言えば、ジャンセイロンができてから、セントラルはご無沙汰です。

まずはホテルの前でタクシーの交渉。私「センタンまでいくら?」運転手「500B」私「料金表にはタウンまで500Bって書いてあるじゃん!センタンはタウンより近いでしょう!?」と言うやり取りの末、450Bに落ち着きました。

タクシーでセンタンまでは30〜40分かかったかな。「帰りはどうする?帰りも450Bでいいよ」と聞いてきますがきっぱり断って車を降ります。センタンはタクシー乗り場があるので、わざわざ帰りのタクシーを待たせておく必要はありません。タクシーはセンタンのタクシー乗り場のところに着くんですが、料金表があったのでまずは車を降りたらタクシー代をチェック。スリンまで450Bとなっていたので一安心。

さて久々のセンタンですが、買い忘れたものを買ってしまうと、これといって見たいものはありません。なんとなーくブーラブラしながらお店を眺めて上へ上へと。そして吸い込まれるようにフードコートへ...

 
 

 
 


レジでまずは200B分のクーポンを購入。食事だけなら100Bもあれば充分おつりが来るのですが、ついついビールを頼んでしまうので我が家の場合は200Bが基本です。
後半、スリンに来てからはタイ料理っぽいものを食べていなかったので、ここでは王道タイ料理、カレーとカオマンガイを注文。久々に激辛のカレーを食べました。頭のてっぺんから汗が噴き出します。

ランチの後もちょっとブラブラしてからタクシーでホテルに帰ります。これで買い物もすべて済んだし思い残すことはありません。

ホテルに戻って最終の荷造りを終え、4時前にチェックアウト。旅行会社のお出迎えがすでに到着しています。
長いようで短い旅行もこれで終了です。さよならプーケット。

プーケットからバンコク・スワンナプーム、スワンナプームから成田へは、特に遅れることも無く順調なフライト。眠い目をこすりながら成田に降り立った瞬間に、ここ数日の楽園暮らしが夢だったような錯覚にとらわれます。空港を出て車を飛ばして湾岸道路を走っている頃には明日からの仕事や家のことが気になりだしている自分に、ちょっとため息です。

 
   
 


さて今回の旅、パンワビーチ、スリンビーチ共に初めてのビーチでしたが、それぞれカロンやカタとは違った良さがあって、甲乙つけ難いところです。ただ雨期でも穏やかなパンワビーチは、オフシーズンにしか来れない自分にはかなり高ポイント。次また行くとしたらパンワビーチを選ぶかもです。もともとは定宿を探す旅のはずが、最近めっきりホテルやビーチ巡りのような旅になってしまいました。まわりからは毎回「また行くの!?」と言われつつも懲りずに通い続けているわけですが、今回のように初めてのビーチに行くと、なんだか新しいところに来たような新鮮な気持ちで楽しめます。まだまだ行ってないビーチもあるので、まだ当分は通うことになりそうです。

 
 

2008年5月