さて、今年はちょっと早め出発、ゴールデンウィークに行くプーケット8泊10日の旅。ゴールデンウィークの旅行とはいうものの、ちょっとだけ早めに出発することでお安く行けるのもプーケットのいいところ。特に現地のホテルはすでにオフシーズン料金なので、今回も思いのほかリーズナブルな旅となりました。

最初のホテルは、去年と同じくパンワビーチのカンタリーベイホテル(Kantary bay Hotel)。雨期が始まって西海岸は波が高くなっている頃なので、安全牌として雨期でも穏やかなパンワビーチで3泊。
続いて久々にカタビーチに3泊することにしてホテルは最近できたシュガーパームグランドヒルサイド(Sugarpalm Grand Hill Side)。前に泊まったシュガーパームの姉妹ホテル。そういえばシュガーパームは最近カロンにもホテルをオープンして勢力拡大中です。
最後の2泊は定番中の定番、パトンの老舗ロイヤルパラダイスホテル。前半6泊で海を満喫して最後の2泊は街を堪能という算段です。

今回も朝10時発、タイ航空のプーケット直行便なので、8時までには成田へ行かなければなりません。いつもなら4時起きして車で成田へ向かうのですが、今回は新たなチャレンジ、前乗りして成田に1泊してみました。早朝に車で空港へ向かうことは別に苦ではないのですが「渋滞してたらどうしよう」とか「今日に限って車が故障とかしないよね」なんて心配もあります。でも成田に泊まってしまえばそんな心配はありません。今回利用したホテルの場合、宿泊客は15日間駐車が無料だったり、ホテル内で使えるクーポン券がもらえたりして、いつもの駐車場に車を停めて空港で朝ご飯を食べることを考えるとほとんど変わらない料金でした。

という訳で、仕事から帰って夜のうちに成田へ。夜の湾岸線は渋滞も無く10時頃には成田ビューホテルにチェックイン。既にホテルのレストランは終わっているので、途中のコンビニで買ったお惣菜と缶ビールでプチ宴会。ホテルの売店に缶ビールを買いにいったとき、アジア系の女性数人が買い物中だったんですが、会話を聞いてみるとタイ語です。いやでも気分が盛り上がるじゃないですか。そういえば彼女達が帰り際に「グッナイ・カー」と言ってたんですが英語＋「カー」というのもありなんですね。
部屋に帰ってプチ宴会開始。明日早起きしなくていいという心のゆとりがうれしい。とは言うものの明日に備えて今日は早めに就寝です。

結局5時過ぎには目が覚めてしまったのでそのまま起床。シャワーを浴びてホテルの朝食に。宿泊プランに朝食は付いていないんですが、チェックイン時にもらえるクーポンが使えるので実質朝食付きなんです。ここのホテルの朝食ビュッフェはなかなか充実。和食系のおかずがいろいろあって旅行前にはうれしいメニューです。朝からソフトクリーム食べました。

昨日の着替えの入った小さな鞄はホテルのベルデスクに預けてチェックアウト。手荷物は帰国時まで無料で預かってくれます。

ホテルの無料バスに乗って8時前には第1ターミナルに到着。チェックインをすませて出国審査を抜けて早々にゲートへ向かいます。飛行機は定刻通りにTAKE OFF。機内は満席です。

まずは最初に配られるでん六のおかきをツマミにこの旅最初のシンハービールで乾杯。その後にランチの機内食、到着前にサンドイッチの軽食がくばられて、食べて飲んでしているうちに間もなくプーケットに到着です。

15時、プーケットに無事到着。入国審査を抜けて荷物を取ったらまずは両替。去年は1万円が3000Bを切っていた気がするのですが、今年は3500Bぐらいなので、ずいぶんお得な気分です。

外へ出ていつもの旅行会社のお迎えと合流。カンタリーベイに向かいます。天気は曇り。
今回のガイドさんはディーさん。お父さんがタウンのバス乗り場の近くで焼きそば屋をやっているとのこと。パンワからはタウンまでソンテウがあるので、タウンに来る時はディーの友達だと言って荷物を預ければいいよ、とかいろいろ話を聞ききながらTesco Lotusのあたりに差し掛かったところで雨がポチポチと当たりだしました。嫌な予感です。去年の9月もこんな感じで、この後台風並みの豪雨の中びしょ濡れでコーラル島に向かったことを思い出します。でも今回は車が進むにつれ雨は降ったり止んだりを繰り返すものの、雨脚が強くなることは無くホテルに付く頃には雨は上がってくれました。というか、正確には降っているところと降っていないところを通り抜けたというのが正解かもしれません。降っていないところは雨がやんだということではなく道も濡れていないので、プーケットには雨がよく降る場所と降らない場所があるのだと思います。

ホテルに到着してガイドのディーさんとはここでお別れ。ここのホテルは自己手配なのでチェックインは自分でします。
レセプションで名前を告げてチェックインなんですが、出てきた宿泊カードにはしっかり名前と住所がプリント済みで後はサインするだけでした。ちゃんと前回の記録が残っているんですね。ホテルのスタッフはとってもフレンドリーでチェックイン時にもらういろいろを手で隠しながら「前にも泊まってるならこれは何か分かる！？」「朝食クーポン！」「正解！じゃあこれは？」．．．となぜかクイズ形式で朝食クーポンやウェルカムドリンク券などをもらって、ホテル内の説明も割愛で部屋へ。

部屋のグレードは去年と同じBayside WingのStudio。今回の部屋も去年と全く同じ部屋でした。無料のラーメンも健在。
ベランダから見える景色も当然同じで「ウォー！帰ってきたぞー！」という感じです。
去年と違うのは電子レンジが 追加されたくらいかな。それにしてもオフシーズンとはいえこの部屋で1600Bは安い！

さて、ひととおり部屋のチェックが終わったらホテルを散策。まずは屋上プールへ上がってみたところ、2組ほどの欧米系カップルが日光浴中でした。去年はほとんど貸し切り状態でしたが今年はわりと宿泊客がいる模様。

Bayside Wingの1階まで下りてホテルの前へ。ホテルの前にはムスリム系の人たちの屋台が数件出ています。ホテルを出て左に進むとミニマートが一軒、その隣は安くておいしいレストランSawasdee。その先はちょっとしたお土産なんかが買えるPanwa Bay VillageとClock House Cafe。
ちょっとここで一休み。

Clock House Cafeでチェックインの時にもらったウェルカムドリンクのクーポンを使ってビールを注文。おしゃれなグラスに上手にシンハーの小瓶を注いでくれました。
それにしても暑い！そしてビールがうまい！
でもやっぱりプーケットはこうじゃないとね。

続いては小型のシャトルバスに乗ってケープパンワホテルに。
バスと言ってもトラックの荷台に座席と屋根を付けたソンテウ型です。
バスはホテルの駐車場から出発なんですが、まだ来ていないのでしばし待ちます。

しばらくするとケープパンワのゲストを乗せたバスが到着。入れ替わりに乗り込みます。我が家の他に欧米系の老夫婦が2組ほど。すぐに出発と思いきや「研修旅行で来ました」的なタイ人の団体が一気に乗り込んできました。たぶんケープパンワに宿泊でソンテウに乗ってきたもののソンテウはカンタリーベイの前までなので、ここからはホテルのシャトルバスということかと。ケープパンワへはものすごい急坂なんで、さすがにスーツケースを持ってあの坂を登るのはキツイ。
いやいやもうそれ以上は乗れないよ、というぐらい満員でバスは出発。順調にスタートしたバスですがやっぱり乗り過ぎです。バスが坂を登れず立ち往生。しかたが無いので数人が降りて「ヌーン、ソーン、サーン」とバスを押します。それでなんとかバスは走り出しましたがバスを押してくれた人たちは置き去りです。

そんなこんなでケープパンワに到着。ぐるっとホテルを散策してレストランのイベントなどをチェックして帰りは徒歩で戻ります。途中道沿いマッサージの店でIKKOみたいなオカマのお兄ちゃんの呼び込みの他はレストランもテーラーもやる気無し。
あまりの急坂につま先歩きで坂を下ってホテルに戻ってミニマートで部屋用ビールとSPYを調達。

部屋に戻ってちょっと休憩の後、暗くなってきたのでディナーにお出かけ。
今日はホテルを出て右に少し行ったところにあるKeang Layレストランへ。去年も初日はこのレストランでしたっけ。
去年はイケメンレストランと名付けたレストランですがイケメン度は大幅ダウン。
まずは飲み物のオーダーなんですが、オーダー時に普通にタイ語で話しかけられてしまいましたが理由が気になります。

初日のオーダーはパックブンファイデン（空芯菜炒め）とマッスルのガーリックバター、それと揚げ魚（グルーパー）のチリ＆カレー。
料理が運ばれてきたとき、なぜかイカのガーリック炒めも出てきて、注文してないよと断ろうかと思ったのですが、おいしそうだったのでそのままいただいちゃいました。
揚げ魚は最初はあんかけの予定が、店員が「辛いのが大丈夫なら絶対こっちがおすすめ！」ということでチリ＆カレー味にしたのですが、これが大正解。うまい！けど辛い！

ところで、上の写真はマッスルのガーリックバターなんですが、左が今年、右が去年で値段は同じ。
世知辛いです。
この他にビアチャン大瓶3本とソーダウォーターで、しめて750B。

食後はホテルの1階でコーヒー。
Bayside Wingの1階にはコーヒーマシンがあっておいしいコーヒーが飲めます。

部屋に戻ってちょこっと2次会。ふーっ、初日の移動はやっぱり疲れます。
ということで今日は早めに就寝。