2009年

  八日目
 


さて今日は一日遊べる最終日ですがなーんにも予定はありません。ホテルのプールでボーッとするもよし、買い物に行くもよし 。
とにかくまずは朝食へ。

朝食のレストランはレセプション横の階段を登った2階。まだ8時にもなっていない時間ですがけっこう賑わっています。
料理の種類は普通かな。でもみそ汁があるのはうれしい。久々のみそ汁と白ご飯(タイ米ですが)に目玉焼きを焼いてもらって持参の醤油をかければ、あ〜ら日本の朝ご飯。醤油はお粥にも合うよ。

食事の後は作戦会議。
よくよく考えると今までパトンのビーチをちゃんと見たことが無かったね、ということでとりあえずパトンビーチに出てみることに。
と言っても海は前半満喫したので今日は散歩のみ。

 
 



パトンビーチまで無料シャトルバスがあると書いてあったのですが、バスと言うか3輪のトゥクトゥクっぽい乗り物で定員6人っといったところでしょうか。
バスは随時出発ではなく時間が決まっているんですが、たまたまホテルの前に出たのがちょうどバスの時間で助かりました。
ビーチまで歩いてもすぐですがせっかくなので。

バスに揺られてバングラ通りを抜けて、あっという間にビーチに到着。

 
 




 
 

ビーチに出るとさっそくビーチボーイ達から「パラセール?」「ジェッスキ?」と攻撃が始まりますが、しつこい訳ではないので大丈夫。適当にかわしながら朝のビーチを南下します。さすがパトン、遥かに続くビーチチェアと砂浜はいかにもリゾートって感じですが、海は今一。ここまでパンワ、カタと見てきた後ではちょっと見劣りします。

人もまばらな朝のビーチを歩き出しましたが、朝の涼しさはつかの間。あっという間に陽が出てきてオーシャンプラザのあたりまで来たときには汗だくです。一番端まで歩くのは断念してここらでUターン。カタと同じで歩道沿いには木があるので木陰を選んで歩道を歩きます。

 
 



 
 

それにしても最近のトゥクトゥクはカラフルですね。何年か前に赤に統一するなんて話があったような気がしますが立ち消えになったのでしょうか。

まだ午前中なのに、道沿いのお土産屋さんはほとんど営業中。人出も多い。前に来た時、昼間のお土産屋さんは閉まっている店の方が多かったのに今年は昼間の街も賑やかです。

バングラ通りまで戻ってきて、ここからはもう一度ビーチに出て今度は北へ向かいます。我ながら元気です。
ラフローラとかカバナとか、ビーチ沿いのホテルを過ぎたあたりでなんだか空が怪しくなってきました。どんよりした雲が空を覆って、ひと雨来そうな雰囲気。

 
 



いよいよ空は怪しいし、さすがにちょっと歩き疲れたので通りかかったアイス屋でちょっと休憩。

冷房の効いた店内で飽きもせずにココナッツアイスを注文。
小さいカップ で145B。金銭感覚がおかしくなりそうです。

しっかり涼んで店を出て空を見ると、雨はなんとかなりそうなので散歩を継続しますが、これ以上北に進んでも特に見るものもなさそうなのでここらでUターン。

 
 



それにしても暑い!

ということでさっきビーチで見つけた看板に釣られてビール休憩です。ビールが30B、さっきのアイスが145B。う〜ん...

 
 

今日もよく歩きました。ここらでホテルに戻ります。時計を見るとちょうど12時なので、今日のランチはどうしようかと思いましたが、部屋の冷蔵庫に昨日カルフールで買ったワインとロイヤルキッチンで持ち帰りにしたアヒルのガーリック揚げが残っているのを思い出し、今日は部屋ランチにすることにして、たまたま通りかかったピザ屋でお持ち帰りピザを購入。

 
 



バーンスコタイ前のピザレストランに入って「お持ち帰りできる?」ときいたところOKとのことなのでメニューをもらってピザとパスタを注文。ちょっと待たされましたが、その間コーラが無料で出てきたりしてサービスは上々。ホテルの部屋へ配達もしてくれるそうです。

 
 

ピザを片手にホテルに戻る途中、ホテルの近くの小さな店で冷え冷えのビールを何本か購入。きっとこんな店はお酒の買える時間とか関係なさそう。

 
 



さてベランダでランチです。

ピザはパンタイプ、日本で食べる普通の宅配ピザとあまり変わりませんが大きなカニカマがタイっぽい。
パスタは写真写りが悪いですが、これがなかなかおいしい。

昨日の残りのガーリック揚げは冷蔵庫に入れてたのでちょっと固くなっていますが、チェーン店居酒屋の軟骨唐揚げ的な食感で酒のツマミにぴったりです。

 
 




 
 

午後になって、ジリジリと照りつける太陽とムッとした湿気と暑さが雨期のプーケットを感じさせてくれます。

午後はプールへ。プールサイドにパラソルはありませんが木がたくさん植わっているので日陰を見つけてビーチベッドをセッティング。みんなビーチへ行ってしまうのかあまりプールで遊んでいる人はいません。プールでチャプチャプ遊んでいると、再び空の様子が怪しくなってきました。今度こそひと雨来るかな...なんて空を見上げているとおでこに大粒の水滴がぴとっ。
あっという間に大雨になってしまいました。大粒のすごい雨で、屋根のあるところで様子を見ようと思いましたが、なかなかしっかり降る雨でそう簡単に止みそうにない感じ。それに急に気温が下がってさっきまでの暑さが嘘のように肌寒いぐらいになってきたので、いったん部屋に引き上げることにしました。

ベランダから眺めていても雨脚は強くなる一方なので、あきらめてシャワーを浴びて部屋で映画鑑賞することに。たまたまやっていたタイのホラー映画をみましたが結構面白かったです。タイ語はよくわからないですがホラー映画とかだとなんとなく分かるじゃないですか。カメラマンの主人公の周りで怪現象が起きて、その真相は...みたいな映画でした。

テレビのニュースでは、しきりに豚インフルエンザのことを伝えています。

気がつけば雨も上がって夕闇迫る時間です。この旅最後の夜、まずはお土産を買いにジャンクセイロンへ。

昨日買ったお菓子はタイ・グリコのチョコレートなんですが、正確には日本で言うチョコレート菓子というやつの様で、部屋で食べてみたところチョコレートと言うよりはチョコレートっぽいと言う感じ。ちょっとチープな味わいですがこれはこれで有りな味なので今日はこれを大量購入。

さて最後のディナー、
タイ料理?...前半結構食べたし。
イタリアン?...2回もカパニーナに行ったし。
メキシカン?...はずすとでかいし
インド料理?...自宅の近所においしい店があるし。
肉(ステーキ)?...って感じでもないし。

贅沢な話で恐縮ですが、ここまでさんざんおいしいものを食べてきたので、特別これが食べたいと言うものがありません。結局、我が家的にはプーケット滞在中に2度も日本料理屋に行くのは暴挙ですが、結局昨日ランチしたFujiへ。

あいかわらずお店は繁盛しています。いつも通りにビールを注文してお料理のオーダー。 タイ風のたこのサラダ、ホタテのガーリック焼き、アボカドとサーモンの生春巻きを注文。

 
 


 
 



たこのサラダはヤムウンセンの味付けで油断すると危ないほどに唐辛子がはいっているので注意。これは日本料理ではないですね。ホタテのガーリック焼きは値段の割には迫力に欠けます。昨日のカキのガーリック焼きの方がおいしいです。
生春巻きは見たままの感じで普通。

 

 
 

昨日ほどの感動は無いままに最後のディナーが終了。こんな日もあるでしょう。いっそ餃子とかカツ丼とかを食べればよかったのかも。

店を出ると外の地面がやけに濡れています。食事中に大雨が降ったようで、今もポツポツと小雨が降っています。これならそんなに濡れずにホテルに帰れそうだなと、出口に向かっていったんジャンクセイロンの建物に入って正面玄関に出てきたところ、小雨のはずが豪雨になっているではないですか。これはちょっと傘無しでは無理..というか傘があってもビショビショになるぐらいの雨なので、ジャンクセイロンの前で雨宿り。時々、待ちきれない人が大雨の中走って出て行ったり、何事も無いかのように濡れそぼって普通に歩いている人もいます。
15分ぐらいしてようやく少し小振りになったのを見計らってホテルへ。最終日の夜はこれにて終了。

 
  最終日
 


朝食の後、ゆっくりパッキングをして昼前にチェックアウト。お会計時に「どうぉ、いい部屋だったでしょぅ?」とチェックインの時のデッカイおばちゃん、「よかったよ〜」と自分。
旅行会社のお迎えは2時なのでスーツケースはホテルに預けてランチへ。

 
 



今日のランチは肉。ジャンクセイロン内のJefferへ。お昼よりちょっと早めのせいかお店はガラガラです。

席についてメニューを見るとファミレスっぽい感じですが、食いしん坊にはうれしい組み合わせモノが充実。

ステーキとお魚のセットとチキンと海老フライのセットを注文。サラダバー付きです。

 

 
 


 
 




 
 

料理の方は値段なりというか、まあこんなもんでしょう。でもここのサラダバーはオススメです。なんならサラダバーだけでもよかったかも。

店を出てジャンクセイロンを通り抜ける途中で、著作権的に怪しげなCDの特設売り場を物色してからホテルへ。
まだ少し時間があるので、チェックインのときにもらったウェルカムドリンクのチケットを使ってホテルのラウンジ「ファウンテン」でビールを飲みつつお迎えを待ちます。

ほぼ時間通りにお迎えが到着。もう一組がまだ来ていないとのことで少し待ってから旅行会社の車でホテルを出発。途中渋滞も無く順調に空港へ到着しました。空港は空いていてガラガラ、出国カウンターも混雑ゼロ。

飛行機は定刻通りに出発してスワンナプームへ。スワンナプームでは乗り継ぎで時間に余裕はあるものの豚インフルエンザの状況も分からないので、あんまりうろうろせずにゲートへ直行。帰りの飛行機もほぼ満席でした。

爆睡しているうちに気がつけば間もなく成田。

お疲れさまでした。

 
   
 


今回の旅は天気にも恵まれ、久々に暑〜いプーケットとビーチを満喫することができました。おいしいものもたくさんいただきましたが、前半飛ばしすぎたせいか後半せっかくパトンにまで来てうかつにもFujiに2回も行ってしまったのが悔やまれます。

さて、前半のカンタリーベイは、定宿にふさわしい価格と快適さ。建物も古くて豪華さやおしゃれさは無いけどとっても居心地がいいです。夜遊び派には物足りないかもしれませんが、それは旅の後半のお楽しみと言うことで。

シュガーパームグランドヒルサイドはカンタリーベイとは一転、新しくておしゃれなホテル。部屋はいいですがプールは今一かな。でも立地は良好。カタの街は小さいですが自分にはちょうどいい。

ロイヤルパラダイス、というかパトンは買い物するにも食事をするにもとっても便利です。でも滞在中に一度くれば十分だと思います。

ということで、いよいよ旅の定番が見えてきました。オフシーズンの訪プーとしては、前半がパンワで後半がカタかカロン、と言うパターンが最強ではないでしょうか。そしてカタかカロンに滞在中に一日パトンへ繰り出す。我が家としては今後このパターンが定着しそうです。


 
 

2009年