2008年9月

             
  四日目
 


今日は6時頃の起床。やっと体内時計がこっちの時間になってきたかな。
天気は今日も曇り。朝シャワーを浴びて朝食へ。

 
 



今日は二人ともカオトム・クン。
結局朝は毎日カオトムでしたが今日はちょっと薄味だったのでクァンプーン(調味料4点セット)で味を変えてみました。
コーヒーをお代わりして、いつもよりゆっくり朝食をとって今日の作戦会議。

ボートは11時でお願いしてあるのでまだまだ時間はたっぷり。天気が良ければ最後にもう一度スノーケリングでもと思っていましたが、あいにくの曇り空。
部屋でノンビリしつつゆっくり荷造りをすることにしました。

 

 
 


9時半には荷造りが終了してしまったのでビーチを散歩。ホテル前から日帰りゾーンまでブーラブラしてきました。すると昨日まで中華ゾーンだったエリアはもぬけの殻で誰もいません。昨日まであんなに賑わっていたのに...お店も全部閉まっています。なぜでしょう?
ちなみに日本人エリアは相変わらず賑わっています。

 
 

左はホテルのレセプション前のスペース。普段はここがレストランなんですが、今年は天気が悪くて結局一度もここで食事をするこはありませんでした。

正しいコーラル島の過ごし方については去年の旅行記をご参照下さい。

 
 


部屋に戻ってもまだ時間はたっぷりあるので、一旦スーツケースにしまった飲み残しのチャンビールを出してベッドの上でビールを飲みつつ海を眺めつつ感慨にふけりつつ読書で時間調整。

チェックアウト(11時)のきっちり15分前にスタッフがスーツケースを取りに来たので、それをトリガーに部屋を出ます。キャッシャーで宿代を支払う時、カードを出したら「今停電してるからちょっと待ってて」との事で11時ちょうどまで待って、電気が復活したところでお会計。10時の船をたのんでたらどうなっていたんでしょうね。今回はホテルに直接メールをして予約をしたのですが、予約時はメールのみで、先に振り込んだりする必要もなく、メールのやり取りもすごく的確で会計もクリアだしすごく良かったです。

さて会計が終わると船に乗ってシャロンベイに渡ります。

 
 

船に乗り込もうとビーチにでると、昨日夕食時に我が家が何を注文したのか気にしていた欧米人3人組と一緒のボートでした。まずは我が家が右側に乗り込んで、続いて反対側に欧米人3人組。船長はもちろん操舵席へ。ちなみに操舵席は右側。あと二人の乗組員も迷わず右側へ。左の写真では分かりにくいかもしれませんが、この3人はヘビー級です。乗組員はきっと重量配分を考慮したのでしょう。  
 


波の上をバウンバウン跳ねながら猛スピードでボートは進みます。行きは永遠に感じたボートの旅も帰りはあっという間。15分でシャロン湾に到着です。

 
 

左は上陸の図。このように船の乗り降り時は足が濡れるので、濡れてもいい履物をご用意下さい。そして荷物は砂の上に直に置かれますので、細かいことが気になる方はご遠慮下さい。

 
 


ボートを降りるとすぐタクシーの運転手さんが「バーンクラティン?」と声を掛けてくれました。車はホンダCIVIC(プーケットでは本当によく走っています)。納車1ヶ月未満とおぼしきピカピカ具合なので、いい車だねぇと声を掛けると運転手さんもニヤリ。でもこの車のトランクにはスーツケース2個は入らないんです。ビニールがかかったままの助手席にスーツケースを一つ乗せて行くことになりましたが、シートが汚れやしないか運転手さんは気が気ではありません。
車に乗り込んで、まずはレモングラスハウスのシャロン店に寄ってくれるようたのんだら快く引き受けてくれました。ただ、この運転手さんもそうなのですが、英語が通じない場合も多いので簡単なタイ語を準備しておくと話しがスムーズです。

シャロンのレモングラスハウスはシャロンベイからすぐなんですが、あいにく今日は営業していないようでシャッターが閉まっています。休みは不定期みたいな事がネットの情報に出ていたので、なるほどと思いつつあきらめてそのままホテルに向かってもらうことにしました。

途中運転手さんが気を利かせてセブンイレブンによってくれたりもして道草もしましたが、シャロンベイからナイハンビーチはそんなに遠くないので、あっという間にナイハンビーチに到着。ナイハンビーチからはヨットクラブの敷地を横切って車一台がやっと通れる道を進んで、いくつかの心もとない木の橋を渡って、ホテルに到着。

 
 

左はホテルの入り口。
正面の建物がレセプションでここでチェックイン。

ホテルは予想を裏切らぬ秘境ムード満点でいい感じです。
チェックインを済ませて案内された部屋は、海に一番近い部屋で、部屋のベランダからも海が良く見渡せます。建物はそれなりに年季が入っていますが、掃除、手入れは行き届いていて木張りの床がひんやりとして裸足が気持ちいい。

 
 


でも一つプロブレムが。セーフティボックスの使い方を説明してくれるんですがうまく行かないようで「後で別のスタッフが来るから」とのこと。我が家の旅でセーフティボックスが調子悪い確率はかなり高い。
一旦スタッフが帰っていったのでお部屋チェックタイム!
アメニティは標準的。DVDプレーヤーもあります。一応水回りを一通りチェックしたところ、シャワーの出はいいものの排水は今一。トイレは若干の水漏れあり。おしいです。

とりあえず一通りチェックを終えたら腹ごしらえです。ホテルに1軒だけのレストランに行ってみました。

 
 

 
 

今日は朝からビールを飲んでいるので、お昼はアルコールをお休みしてスイカとパインのスムージーを注文(メニューにあるココナッツスムージーは今日は出来ないそうで)。
食事は汁ソバ(110B)とカニ焼飯(110B)。
味はばっちり!ここでも2泊の間はずっとホテルの中で過ごすことになると思うのでレストランがおいしくて一安心。ただ唯一の難点は、店員がMr.ビーンばりにうざい!知ってる日本語をいろいろ言ってくるくらいはいいのですが、面白くないボケはやめて欲しい。

 
 


朝はぐずぐずしていた天気ですが、今のところそこそこいい天気です。こりゃビーチに出ない訳には行かないなと、水着に着替えてビーチに出ようと思いましたが例のセーフティボックス問題が解決していません。待っててもスタッフが来る様子も無いのでレセプションに電話。5分ほどで技術っぽいスタッフが来てちょちょいと直して行きました。

さていよいよビーチです。
ビーチはすごくこじんまり。ネットでいろいろ調べていたので予想の範疇ですがちょっとテンション下がります。砂もホワイトサンドとかではなくツブが荒くて歩くと痛い感じ。シーズンオフのためか特に手入れもされておらず、打ち上げられたゴミ(主に自然物なのでOKと言えばOKですが)もそのまま。左手にはナイハンビーチ、正面にはプロンテープ岬。右側には水平線。遠くに風力発電のプロペラが見えます。ビーチの両端が岩場なのでスノーケリングには良さそうですが波が荒く今日は断念。結局ビーチベッドでだらだらとすごす事に。

 
 

 
 

さっきまでは一組だけ欧米人カップルがビーチにいたのですが、今はいなくなってすっかり貸切り状態です。すごく贅沢な状況の気もしますが、ちょっと寂しい気もします。

左の写真はビーチバー。

 
 


快晴とは行かないですが、それなりに陽にあたりながらしばし読書。しかし...

 
 

遠くの空が暗いなぁと嫌な予感はしていたのですが、みるみるうちに黒い雲がこちらにやってきて雨がポツポツ...空はどんどん黒くなってくるのでヤバイかなと早々に部屋に引き上げるや否や、あれよあれよと言う間に大嵐!強風と横殴りの雨でコテージが揺れるほどの暴風雨です。屋根付きのベランダも水浸しなので、部屋の中からボーッと外を眺めるばかりの二人です。

 
 


しばらくして雨は上がったものの風はなかなか収まらず、外へ出てみるとなんだか肌寒い。せっかく水着に着替えたのもむなしく今日の海は断念となりました

シャワーを浴びて時間はまだ17時。夕飯には早過ぎるけどとにかくビールといった感じで、日本から持参したサキイカとセブンイレブンで買ったプリッツ・ハムチーズ味をつまみにだらだら飲み始めます。ちなみにこのプリッツ・ハムチーズ味、めちゃめちゃ美味いです。これは日本にも売ってるのかなぁ...

そうこうしているうちに外も暗くなって、時計を見ると19時半。そろそろディナーへ出掛けましょう。

レストランは1軒だけ。朝も昼も夜もこのレストランです。
オープンエアの席はさっきの雨で水浸しのままなので室内の席 へ。お客さんはまだ誰もいませんがSWEETのメンバーみたいな若者がギター(ストラト)片手に歌っています。
さて今日の注文、まず一品目はランチの時にメニューを見て目をつけていた豚肉の天日干し揚げ(140B)。これは今年の湘南由比ヶ浜のリトルタイランドではまったメニュー。まさかここでこいつに会えるとは!
その他にシュリンプカクテル(150B)とヤムヌア (150B)を注文。
さすがにビールはもういいかなと、飲み物はトムコリンズとピナコラーダ(ともに150B)。

 
 

 
 

 
 


料理はどれも大満足。豚肉の天日干し揚げは期待通りの味。これだけで何杯でもビールが飲めそう。ヤムヌアもレモングラスたっぷりで爽やかなお味。エビもおいしい。追加でオリジナルカクテルのバーンクラティンリメンバー(180Bだけどハッピーアワーで2杯出てくる)を注文。レモン、バナナ、オレンジの入ったミックスジュースって感じです。

さて、料理をきれいに平らげて「デザートは?」って聞かれたので「ココナッツアイスある?」と聞いたところ「あるよ」との返事。迷わずオーダー。念願のココナッツアイスがここで食べられるとは!一人前(2スクープ、100B)を注文したらちゃんと一つずつにして出してくれました。ローストしたカシューナッツがトッピングされていて美味。
ゆっくり時間をかけて食事をしましたが、レストランに来たのは我が家の他には二組のみ。もしかしたら宿泊客はこれで全員かもしれません。

食後はホテル内を散歩。ビーチへ降りる道はライトアップされていてとってもキレイです。
インターネットルームのPCでニュースをチェックして(日本語入力できませんが表示は出来ます)部屋に戻って2次会。

さてバーンクラティンの初日、海は今一ですが食事系は堪能しました。ホテルは陸の孤島といった感じで期待通りの秘境感。もちろん車やバイクがあればお隣のナイハンビーチやラワイビーチ、プロンテープ岬にもすぐ出れます。ただ、せっかくなので我が家は明日もホテルでこの秘境感を満喫する予定です。

 
 

2008年9月