2007年8月 |
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日本〜プーケット |
飛行機は定刻通り出発。バンコクスワンナプーム空港には予定より30分ほど早く到着しました。コンコースCを進むと右手に現れる入国審査を通ってコンコースBへ。以前とは違いバンコクでの入国審査ですが、プーケットの入国審査よりスムーズでこっちの方がいいかも。でも、混雑期で乗り換え時間が少ないとちょっと心配ですね。それにしても空港内が寒いです。日本は連日33度を超える猛暑、行き先は南の島、と言うことで、今回は日本からTシャツに短パン姿で羽織る服も持ってきていないので、ちょっと堪える寒さです。 16時ちょうど発のプーケット行き、のはずでしたが実際はちょっと遅れて16時20分ごろの出発。1時間後、あれ、もう着陸したの?と気がつかないうちに着地しているような素晴らしい操縦でプーケットに到着。入国審査は終わっているのでそのままBaggage
Claimへ。ただし、最初にあるのは国内便用なので、国際線乗り継ぎの場合はそこを通り過ぎてInternational Baggage Claimへ。 コーラルアイランドリゾートを予約した現地の旅行代理店の出迎えの車で、まずはシャロンの港へ向かいます。途中、セブンイレブンによってもらってビールを購入。事故渋滞があったりしてシャロンベイにつく頃にはすっかり夜になってしまいました。港で運転手さんと別れてここからは、ホテルの案内でスピードボートに乗り込みます。船に乗る際に水辺を歩くのでサンダル履きが必須です。ホテルのお兄さんは20キロ近くあるスーツケースを一つは肩の上、もう一つは小脇に抱えて乗り込みます。 真っ暗な中、ボートは出発。20分弱でコーラル島に到着です。コーラル島には桟橋などありませんので、ここでも足を濡らしながら上陸です。 ウェルカムドリンクのグァバジュースを飲みながらチェックインの手続き。ものすごい早口のマシンガントークで、朝食の時間など説明を受けたあと部屋へ。レセプション前のレストランでは5組ぐらいが食事中。 部屋はビーチフロントデラックス。そんなに広くはありません。真ん中にダブルベッドが置かれ大きな鏡のドレッサー、貝殻をあしらった電気スタンド、壁にはバティックと、リゾートっぽくしようという意気込みは感じますが、天井に付いている家庭用のような蛍光灯がおしい。全体的に年季が入っていて、掃除は行き届いているものの水まわりなどちょっと寂しい感じです。それと、部屋にはテレビも電話もありません。思わず吉幾三の歌を口ずさんでしまいました。 荷物をほどいて一息ついて、さっそくディナーに出かけます。先ほどのレストランでは、相変わらず5組程が食事中。欧米系のカップルが多いですが日本からの家族連れもいます。レストランはオープンエア(というか外)、ビーチ際の席に案内されてメニューを眺めてまずは迷わずビアチャン(75B)をオーダーし、食事の方はトートマンクン(150B)、トムカーガイ(200B)、鳥肉のカシューナッツ炒め(150B)を注文。メニューには無かったヤムヌア(150〜200B?)のオーダーも快く受けてくれました。しきりにホワイトライスはいらないのかと何度も聞かれましたが、ビールをいっぱい飲むからご飯はいらないと断って、まずはビアチャンで乾杯。さて、この何も無い島で4泊もするのですから、レストランの食事がまずかったら最悪です。期待と不安に胸を膨らませながらまずはトートマンクン。トートマンクンは期待通りにパン粉で揚げたエビコロッケ仕様で美味。トムカーガイは鳥肉のココナッツミルク煮といった感じで、ココナッツミルクが濃い!その他もなかなかおいしくて一安心です。ピナコラーダ(120B)もおいしい。初日から我が家の定番メニューを一通り、おいしくいただきました。 部屋に帰ってシャワーを浴びて、と思ったら問題発生。お湯が出ません。前回のインディゴパールの悪夢がよみがえります。フロントに電話、と思いましたが部屋には電話がありません。一旦脱いだ服を着直してテクテクレセプションに行って、北陽の虻チャン似のお姉さんにお湯が出ないことを伝えて部屋に戻ると、しばらくして電動ドライバを持ったお兄さん二人組が訪ねてきて、エアコンの調子はどうだ?みたいな事を言っています。違うよ、お湯が出ないんだよ、と説明して待つこと数分、部屋の裏側でごそごそして戻ってきて「20分待ってね」と言う言葉を残し去って行きました。やることも無く部屋でボーッと待っているうちにうたた寝ってしまって、何分過ぎたがわかりませんが、蛇口をひねってみたところお湯が出るじゃあないですか。やっとの思いでシャワーを浴びて、今日は就寝です。 と、この後、実はなかなか熟睡できず夜中に何度も目を覚ましてしまいました。というのもなんだか部屋がカビ臭くて。エアコンのせいでしょうか。横で相方がすやすや寝ているのを見て、良くこんなカビ臭い中で眠れるなぁと思って起き上がると別にカビの臭いは気になりません。あれっと思って枕を嗅いでみて、オーマイガッ!カビ臭いのはこの枕じゃないですか。枕をやめて部屋にあったクッションを枕代わりに、なんとか眠る事ができました。 |
二日目 |
さて食後は早速海へ。海へ、と言ってもビーチフロントの部屋からは大股で3歩あるけばビーチです。 |
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左上がビーチチェア用のネット。これを上の木枠に取り付けると、左のビーチチェアが完成。 9時前ぐらいになると続々と日帰りツアーのボートがやって来てバナナボートやらパラセーリングやら、大にぎわいになりますが、日帰り客はビーチの西半分のビーチチェアにいて、ホテルがある東側までは来ないので、ホテルの前のビーチは混みません。 |
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さて、ビーチチェアでまったりと景色を眺めた後は、早速スノーケリングへ。今回は日本から秘密兵器を持参しました。 まず足ヒレはちょっと短め、コンパクトで旅行に最適。短めですが威力は十分です。スノーケリング用のライフジャケットは空気を入れて使うタイプ。空気を抜けばかさばらず、これも旅行に最適です。 |
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コーラル島の海底は岩やらサンゴの死骸やらばっかりなので、海に入る時は海用靴を履いていたほうがいいと思います。ナマコも沢山います。 スノーケリングの後は、ランチへ。ホテルのレストランでフィッシュ&チップス(140B)とガパオ(120B)と白ご飯(15B)を注文。我が家のいつもの昼食としてはちょっと高めですが、ホテルのレストランだから仕方ないですね。でも味はバッチリ、油がいいのか揚物がおいしいです。 食後は一旦部屋に戻ってクールダウンの後、再びビーチへ。午後になるとすっかり潮が引いて水面から岩がむき出しになってとても泳げるような状況ではありません。かなり遠くの方まで歩いて行っても水の深さは膝くらいです。 |
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午後になると日帰りツアーの人達は徐々にいなくなって、3時頃になると、午前中の喧騒がウソのように、だーれもいない静かなビーチになります。残っているのはほんの数組のホテルの宿泊客だけで、ブンブンと走り回っていたモーターボートもいなくなり、聞こえるのは波の音だけです。 ビーチでゆっくり読書をして、ときに爆睡して、おもむろにビーチを散歩して ... |
おやつタイムの後はビーチを散歩。昼間、日帰りツアー客であんなに大にぎわいだったのに、ビーチチェアもレストランも、売店やお土産物屋もすっかり無人状態。まさに貸切りビーチです。 |
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散歩の後はプールに移動。 |
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部屋に戻ってシャワーを浴びて、部屋の前から沈んで行く太陽を眺めます。でも、太陽は西側の山の方に落ちて行くので、真っ赤な夕陽は見れません。それでも、誰もいなくなって数匹の犬が戯れるだけのビーチで、沈んで行く太陽をただただ眺めていると、あー...来て良かった...としみじみしてしまいます。
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そうそう、枕は部屋の掃除の時に変えてもらったので今日はしっかり熟睡です。
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2007年8月 |