プーケット旅行記番外編 |
2009年10月 |
アルベロベッロ 〜 マテーラ |
ホテルに戻って朝ご飯。メニューは昨日とほぼ同じですが、カプチーノとクロワッサンがおいしい。 10時、お迎えの車が到着。 アルベロベッロに来る時は深夜だったので街の周りの様子は分からなかったのですが、街を少し出るとすぐに田園風景が広がります。街を離れてもしばらくは道路沿いにぽつりぽつりとトゥルッリを見かけますが、次第にその数も減って。
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マテーラ(ホテル:ロカンダ・ディ・サン・マルティーノ[Locanda Di San Martino]) |
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車が1台やっと通れるような石畳の道を進んで、こんなところにホテルなんてあるの?と言うところまで来て一旦停車。前を見るとこの細い道に対向車がやってきます。バックで戻って対向車をかわしましたが、もう近いからと言うことで、ここで車を降りることに。石畳の道をガタガタとスーツケースを引いて「ここだよ」と教えてもらった場所はほんとうにすぐの場所でした。 ドライバーさんとはここでお別れ。 |
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鍵をもらってエレベーターで2階へ。外に出ると目の前はサッシの世界。絶景です。 |
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思わず待ち受けにしたくなってしまいました。 快晴の青い空とサッシのモノクロームのコントラストがこの世のものとは思えない光景を見せてくれます。 |
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部屋の入り口。 |
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さて、何時に届くか分からない、いや、ちゃんと届くか分からないスーツケースを待っているのも無駄なので観光にでかけます。 |
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ホテルを出て地球の歩き方の地図を見るものの、自分が今どこにいるかはさっぱり分かりません。 とにかく、少し進めば何か目印でも見つかるだろうと歩き出します。 |
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しばらく進むと急に開けたところに出てきました。どうも街の淵にでてきたようです。この時点でようやくなんとなく自分たちの位置が分かってきました。 ここからは淵に沿って進みます。道の右側にはサッシ群、左はちょっとした渓谷になっていて、深い谷を挟んだ向こう側には無造作に掘られた洞窟住居の跡らしきものも。 |
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左の風景 |
右の風景 |
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しばらく歩いて見えてきたのはサン・ピエトロ・カヴェオーソ教会。延々と続く渓谷を望む崖っぷちの教会です。残念ながら時間が合わず中には入れなかったので、教会脇の門をくぐって先へと進みます。 少し進むと右側に洞窟住居の暮らしを再現したビコ・ソリタリオグロック家。入場料1.5ユーロで見学できます。客によって場内に流れる説明の言語が変わるらしく、ドイツ人の団体と一緒だったのでドイツ語の説明を聞かされてしまいました。 |
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結構歩いてやっと少し広い道に出ると、その先に近代的な建物が。やっと新市街の方に出てきたみたいです。 新市街に入ってすぐのところにプルガトリオ教会発見。 |
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少し進むと広場があってそこにあるのがサン・フランチェスコ・ダッシジ教会(左)。 VIA DOUMOの看板に沿って進むとドゥオーモが。 続いて一旦 サン・フランチェスコ・ダッシジ教会まで戻って 、次はサン・ジョバンニ・バッティスタ教会を目指しますが、着いてみるとこちらも工事中。 |
ホテルに戻ってみるとフロントの脇に見慣れたスーツケースが!届きました。泣きそうです。 安心したらますますお腹がすいてきたのでランチへ。 狭い店ですが道際にパラソルが何本も建っていて結構賑わっています。店に足を踏み入れると、赤ら顔でどうみても酔っぱらいのおじさんがものすごい勢いでまくしたててきます。どうやら「飯か?コーヒーだけか?」と聞いてるようなので「マンジャー!」と答えるとすごい勢いで席を用意してくれました。 |
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まずは、お通しっぽいオリーブが出てくるんですが、これがうまいっ。 いったんホテルに戻って作戦会議。半日で街は一回りしてしまったので、どこか景色のいいところに行ってボーッとするか、と思ったのですが、部屋の前の椅子に座って街を眺めるだけでも十分いい景色なんです。 あんまりウダウダしているのもなんなので、夜に備えて街へ探検に。 良さげなレストランとかあれば目星を付けておこうと思って、さっき見つけた近道を通ってヴィットリオ・ヴェネト広場へ。 途中景色がいいところがあったのでぼんやり街を眺めていると、すぐ下に見覚えのあるタイルを発見。これはLocanda
Di San Martinoの部屋番号のタイルじゃないですか。 |
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横を見ると小さな扉があって、ホテルの看板が! 左がその扉。 |
というわけで、あっという間に部屋に戻って、恒例の夕寝タイム。Zzzzzzz..... 目が覚めて時計を見ると既に夜の9時。寝過ぎですね。 |
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街はすっかり夜。 さっき見つけた近道を通ってヴィットリオ・ヴェネト広場へ。 |
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広場を少し北へ進むと右手に看板が出ています。 見た感じあまりぱっとした外観ではないですが、中に入るといい雰囲気です。気取らないカップルや会社の同僚達のグループとか、そんな感じの地元っぽい客で賑わっています。 |
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今回の旅では、食べる指差し会話帳とイタリア語辞書を仕込んだCLIEを持参してイタリア語メニューと対決するつもりでしたが、いざと言うときになかなか役に立たなくて苦戦しています。でも、ここDA MARIOは、日本語メニューがあるので安心です。 今回もMENU TURISTICOから。一人15ユーロでプリモとセコンドにデザート付き、飲み物は別。 |
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レンズ豆のパスタは今まで食べたことの無い味ですが美味。パスタはたぶんカヴァテッリというやつです。
デザートにジェラートをもらって、エスプレッソで〆て、合計38ユーロ。 夜の街をそぞろ歩いてホテルに戻る途中もライトアップされた街がとってもきれい。 明日はバスを乗り継いでアマルフィに向かいます。
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2009年10月 |
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