プーケット旅行記番外編 |
2009年10月 |
アマルフィ〜カプリ |
せっせとパッキングをして9時前にはチェックアウト。ミニバーもレストランも利用していないので鍵を返すだけです。 |
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ゴロゴロとスーツケースを引いて港へ。チケット売り場でフェリーのチケットを購入。カプリまでは一人15ユーロ。スーツケースの追加料金はありませんでした。 9時半の少し前に乗船開始。特に乗船の案内はないですが何となくゾロゾロと近くの人から乗船が始まるので、自分と同じチケットの人が乗り込んでいくのを確認して自分も乗船。 眺めの良さそうな外の席から埋まっていくのですが、今日はスーツケースもあるので室内に乗り込みました。 |
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中に入るとスーツケースを置くところがあって、係の人があっちだよと指差して教えてくれます。 スーツケースを置いて席に着きます。中の席は空いていて、まずは左側に席を取りましたが何も見えないので右側に移動。フェリーは当分の間岸に沿って進むので、右側からはアマルフィ海岸を眺められます。 |
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12時頃、カプリ島に到着。カプリの港も崖沿いに建物が建ち並びそれなりの景色ですが、昨日ポジターノを見てきた後なのでスケールの小さい感は否めません。 船を降りるとおじさんが「レッジーナ・クリスティーナ!」と叫んでいます。話を聞いてみるとポーターサービスでスーツケースをホテルまで届けてくれるとのことなので、荷物を預けて身軽になってフニコラーレ乗り場へ向かいます。 左はフニコラーレのチケット売り場。 |
旅行会社のおすすめでは「スーツケースもあるので港から街まではタクシーで行けば」とのことでしたが、せっかく身軽になったのでフニコラーレで街まで登ることに。 |
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とりあえず相方を並ばせてからチケットを購入。フェリーのチケット売り場で売っていました。一人1.4ユーロ。 何本かのフニコラーレを見送って、いよいよ乗車。自動改札機みたいなのにチケットを通すとゲートが開きます。 満員のフニコラーレに乗り込んで、いざ、ウンベルト1世広場へ。 |
カプリ島 (ホテル:レジーナ・クリスティーナ [Regina Cristina]) |
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ホテルの外観、レセプションは地方の観光ホテル的な風情。ホテルのホームページの写真と比べるとずいぶん年月を感じます。 チェックインして部屋へ。 外観やレセプション、よれよれのエレベーターの感じとは裏腹に部屋はとってもきれいです。白い壁にタイルの床、家具は黒でベッドやソファーは緑に統一されていておしゃれで清潔感があります。広さも十分。お風呂はバスタブ付きで水回りもいい感じ。 |
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そしてなによりも窓からの景色がいい! ベランダには椅子とテーブルがあって、遠くに海も望めます。 アマルフィで飲み残して持ってきていたビールと部屋のミニバーのビールが同じだったので、持参したのを冷蔵庫にしまって、ベランダの椅子に座って冷えたビールで乾杯。
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さて、そうゆっくりもしていられません。観光に出掛けましょう。明日にはナポリに移動なのでカプリは今日一日しかないんです。 |
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ホテルを出てウンベルト1世広場からローマ通りを進んでアナカプリ行きのバス乗り場へ。それにしても人が多くてここも大混雑。 5台目ぐらいのバスにようやく乗車。ギュウギュウ詰めのバスはギリギリすれ違えるかどうかという細い山道を登ってヴィットーリア広場に到着。そしてここも人・人・人! |
ヴィットーリア広場は帰りのバスを待つ行列と大型バスの団体客で大混雑。まさにハイシーズンの江ノ島状態。やはりカプリはメジャーなんですね。ここまで、アルベロベッロ、マテーラ、アマルフィは、それほど混雑していなかったので、ちょっとびっくりです。 広場の階段を登って右に進むとリフト乗り場ですが、その前にランチ。ヴィットーリア広場の周りにはオープンエアのレストランが数件、その中のCOLUMBUS
BARと言うのに入ってみました。 |
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人が多くて外の席は落ち着かないので店内に席を取ってメニューをみますが、あまりぐっと来る料理がありません。とりあえず生ビールを注文して、料理は基本中の基本のペペロンチーノ、それとここ港町カプリなら新鮮な魚のフライが出ることを期待してフィッシュ&チップスを注文。 |
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残念ながらペペロンチーノは今一。フィッシュ&チップスの魚のフライはまあまあですが、ここまできてフィッシュ&チップスを注文した自分を反省。 |
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気を取り直してリフトでソラーロ山頂を目指しますが、空はあいにくの曇り空。リフトは往復で8ユーロ。 思っていたより距離も長くて高さもちょっとビビるくらいですが眺めは最高。一人乗りのリフトは、すれ違いの時ちょっと照れくさいです。 |
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きっと天気が良ければものすごいパノラマが広がっているのでしょがこれ以上長居をしたら風邪をひいてしまいそうなので、そうそうに引き上げます。 ヴィットーリア広場に戻ってビラ・サンミケーレへ。 |
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きれいなお庭や展示物もさることながら、ここからマリーナグランデを見下ろす景色がすばらしい。 |
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さて、バスでウンベルト1世広場に戻ろうかと思いましたが、ガイド本によるとここビラ・サンミケーレの先からマリーナグランデまでフェニキア人の石段というのが続いているらしい。所要時間1時間とのことですが、ここからだとずっと下りなのでなんとかなるでしょう。 |
マリーナグランデ港を行き交う船を眺めながら急な階段を下って、しばらくすると車道をくぐるところがあります。車道からは物陰になって見えなくなっているところに男の影が... 済んだことは水に流して(お前らもちゃんと流せよっ)ヴィットーリア広場に戻ってバスに乗ります。バス乗り場は相変わらずの混雑、とりあえず並びますがバスのチケット売り場がわかりません。広場をぐるっと回ってみてもそれらしきものが無いので売店のおばちゃんに聞いてみたところ「車内で買うんだよ」と教えてくれました。 |
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帰りは3台ほど満員のバスを見送って乗車。運賃はバスに乗り込むときに直接運転手さんに支払いました。バスは、ミラーを色んなところにぶつけながら、どうみてもそれはすれ違えないでしょうと言う道を通ってウンベルト1世広場に向かいます。 ウンベルト1世広場に戻って街を散策。部屋飲み用のお酒を求めて路地を巡ります。小さな商店を見つけてそこでビールとスプマンテをゲット。 ホテルに戻る途中、前に20人ぐらいの日本人の団体がガイドさんに連れられて歩いています。どこに行くのかなぁ〜ホテルと同じ方向だなぁ〜と思って後を歩いていると、団体さんも同じホテルでした。団体さんのチェックインの合間を縫って鍵をもらっていったん部屋へ。再びベランダで海を眺めながらノンビリとビール。おつまみはアルベロベッロで買った空豆。 まだ時間があるので近場を散歩。ホテルを出て右に進んでみます。少し行くと突き当たり、右に折れるとちょっと高級そうなホテルがあったりして、そのまま進むとVIA
KRUPP。 |
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そして、このVIA KRUPPがすばらしい。マリーナピッコロまで続くらしい石畳の小道は本当に景色が良くて、真っ青な海の色に心を奪われます。もう日が暮れそうだったのでマリーナピッコロまでは行かずに引き返しましたが、今回のカプリ滞在で一番印象に残った景色です。 |
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ホテルの前まで戻ってそのままホテルを通り過ぎ、いよいよ日が暮れて夜の始まった街を歩いてみます。最初の十字路を右に曲がると有名ブランドのお店が並ぶカメレーレ通り。奥に進むと高級そうなレストランが並んでいますが時間が早いからかまだお客さんは入っていません。せっかくだから、たまにはこんなオシャレなところでディナーも悪くないかなと思って店先にあるメニューを見ましたが...うん、また今度にしよっか。 |
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ホテルに戻っての作戦会議の末、今回大変お世話になっている地球の歩き方に出ているお手頃そうなレストランに行ってみることに。ウンベルト1世広場からバスターミナルへ向かう途中の右側です。 小さな入り口から階段を下りると、そこがリストランテ ダ・ジョルジョ。 |
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店内は思いのほか立派でなんだか高そう。 |
メニューは、今までのマテーラやアマルフィに比べるとちょっとお高め。 |
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料理もスプマンテもおいしくて、特にタコはイタリアに行ったら食べようと決めていたので、一つ目標達成です。店員さんもいい感じでとってもいいレストランでした。ちなみにお会計は140ユーロ。半分はワインですが。 お店に入った時は時間が早かったせいか空いていたお店も帰る頃には満員で、店の前で待っている客がいるほどの盛況ぶり。 ほろ酔い気分でホテルに戻って本日は終了。 カプリはやっぱり青の洞窟なんですね。青の洞窟に行かないカプリはやっぱりちょっと物足りない。景色がいいところもあるけど人が多すぎます。ここまで、アルベロベッロ、マテーラ、アマルフィと回ってきた後ではちょっと迫力不足です。さて明日は気を取り直してナポリに向かいます。 |
2009年10月 |
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